【特別映像】エディ・レッドメイン&アリシア・ヴィキャンデル、真の自分を生きたリリーの勇気を称賛
『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督がオスカー俳優となったエディ・レッドメインと再びタッグを組み、ハリウッドの“イットガール” アリシア・ヴィキャンデルとともに挑んだ真実の物語
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1920年代のデンマーク。画家夫婦のアイナーとゲルダは、公私とも充実した日々を送っていた。ある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたアイナーは、自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていき…。
まだ「トランスジェンダー」という言葉さえなかったであろう時代に、命の危険を伴うと知りながら世界で初めての性別適合手術に臨んだリリー・エルベ。今回到着したのは、いまから80年以上も前に、勇気を持って本当の自分であろうとした主人公リリーにクローズアップした映像となっている。
「原作を読んで心を動かされた」と語り始めるのは、本作の演技により2年連続でアカデミー賞にノミネートされたエディ。続けて、「トランスジェンダーの先駆者 リリー・エルベの真実の物語。見せかけの自分と真の自分の違いに苦しむ人間の物語だ」とフーパー監督も説明する。
「毎朝…“今日こそ1日中アイナーでいよう”と誓う」と、心と体の違和に悩み、ひとり苦しむリリーに対し、「あなたは私のすべて、生きていてほしい」と手を取るのはアリシアが演じる妻・ゲルダ。ゲルダの献身的な愛を受け、本当の自分になる決心を持って前へと進み始めるリリーの勇気に、彼らはそろって称賛を贈り、アリシアは「究極的には、いかに自分を愛せるかの物語」とコメント、エディも「リリーは勇気をもって真実の人生を生きたんだ」とその勇気に言及する。
“本当の自分になる”ことだけを望んで生きたリリー・エルベという一人の女性の勇気に、ぜひ注目してみて。
『リリーのすべて』は3月18日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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