『ズートピア』全米でディズニー・アニメーションNO.1の大ヒットスタート!
ディズニーの最新作『ズートピア』が、先週末3月4日(金)に全米3,827 館で公開され、公開3日間の興行収入7370万ドルを記録して全米オープニング興行成績第1位を獲得。しかも、世界的大ヒットとなった『アナと雪の女王』を
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動物が人間のように暮らす大都会、ズートピア。誰もが夢を叶えられる、人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、世の中をよりよい場所にしたいと夢見る新米警官、ウサギのジュディ。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか…?
夢を諦めないウサギのジュディを新たなヒロインに迎え、ディズニーが“夢を信じる勇気”にエールを贈るファンタジー・アドベンチャーとなる本作。今回の記録的な興行成績を証明するかのように、すでに映画を観た全米のマスコミからは、本作を絶賛する声が数多く寄せられている。「『ズートピア』はただ楽しいだけのディズニー映画ではなく、まさにディズニーがいままで製作した最高傑作の一つとなっている」(シネマブレンド・ドットコム)、「この作品は本当の意味で全ての要素が揃った作品である。とても面白く、創意に富み、ワクワク感とサスペンスに満ちている」(フォーブス)と、まず、数々の名作を生み続けてきたディズニー作品の強みといえる、オリジナリティにあふれたエンターテインメント性の高さに称賛の声が上がっている。
また、「決して説教じみることはなく、固定観念を持つことの危険性をクリアに観客に伝えると共に、人間界に存在する人種的偏見を描き出している」(スクリーン・インターナショナル)という声も。ユーモアに富んだポップカルチャー要素と、近ごろ話題となった“多様性の欠如”など、身近に存在する社会問題を織り交ぜながら幅広い世代が楽しめる作品であることに批評家たちは言及。
『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワードと『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアという監督たちが掲げる「ズートピアは、まさに人間世界の縮図であり、性別、年齢、学歴、出身地などの違いから生まれる偏見や違いを描いている。その違いを個性として認め合うことができたら、人生はもっと豊かになるだろう」というメッセージは、大人たちにも響き、今回の『アナ雪』『ベイマックス』超えの要因となったようだ。鑑賞後には、自分や友人や家族などが「あのキャラクターに似ている」と、ズートピアの住人を身近な人物に置き換えたトークでも盛り上がっているとか。
さらには、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」 のトップ批評家による評価では、異例の“99%フレッシュ”という高評価を維持し、少々気が早いが「アカデミー賞確実!」や「続編が観たい!」といった絶賛評も飛び交っている。
まさに旋風を巻き起こしている『ズートピア』、日本公開がますます楽しみになってきた。
『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて2D/3D公開。
(※公開から3日間の興行収入/『アナ雪』は2013年11月27日~の3日間で先行分は省く/BOXOFFICE MOJO 調べ、2016年3月7日現在)
《シネマカフェ編集部》
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