ぬいぐるみがおしゃべり!? 新スピーカー「Pechat」
博報堂のプロダクト・イノベーション・チームは、ぬいぐるみに取り付けるボタン型のおしゃべりスピーカー「Pechat(ペチャット)」を開発した。専用のスマホアプリを使って、ぬいぐるみがあたかもしゃべっているように感じさせることができる。
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Pechatは、博報堂のプロダクト・イノベーション・チーム「monom(モノム)」が提案する、育児を楽しくアシストする次世代玩具で、博報堂アイ・スタジオのデジタルクリエイティブラボ「HACKist(ハックイスト)」PDFと共同で開発した、ボタン型おしゃべりスピーカー。お気に入りのぬいぐるみにPechatを取り付け、専用のスマホアプリを操作することで、ぬいぐるみをしゃべらせることができる。
Pechatは、スマホアプリでぬいぐるみのふりをして声でおしゃべりできるほか、打った文字の読み上げや、あらかじめ録音したセリフや歌、物語の再生ができる。また子どもの声に反応して、自動であいづちやおうむ返しもしてくれる。ぬいぐるみの声はスマートボイスチェンジで、誰がしゃべっても同じトーンの、かわいい声に変換してくれる。そのほか、 子どもの泣き声を検知しスマホに通知する「泣き声検知」機能や、好きなセリフで起床やお出かけの時間を知らせてくれる「アラーム」機能もついている。
Pechat本体とスマホとはBluetoothで接続、最大約10m 離れた場所から操作が可能。取り付け方法は、糸でぬいぐるみに縫いつけるか、安全ピンを使用する。バッテリーは充電式なので、電池交換は不要。ボタンの直径は5cmで、玩具安全基準書で推奨する4.5cm以上を満たしている安心のサイズ。
Pechatはコンセプトモデルのため、商品化・販売については未定。Pechatのプロジェクトサイトでは、プロダクトの詳細やコンセプトムービーなどを公開している。
ぬいぐるみがおしゃべり、博報堂のボタン型スピーカー「Pechat」
《塩田純子》
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