長瀬智也&神木隆之介 『TOO YOUNG TO DIE!』新公開日が6月に決定
宮藤官九郎が脚本・監督を務め、「TOKIO」の長瀬智也と神木隆之介が出演する“超絶地獄コメディ”『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。
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フツーの高校生・大助(神木隆之介)は、同級生のひろ美ちゃん(森川葵)のことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは深紅に染まった空と炎、ドクロが転がり、人々が責め苦を受ける、ホンモノの“地獄”だった。なんで俺だけ!? まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる! 慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。キラーKによると、なんと、えんま様の裁きにより現世に転生するチャンスがあるという。キラーKの“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた、大助の地獄めぐりが幕を明ける――。
今回で40回目を迎える香港国際映画祭は、香港で毎年春に開催されるアジアを代表する国際映画祭の1つで、約2週間にわたり約280作品が公開され、約60万人が参加する香港を代表する一大イベント。 宮藤監督は、2月に開催された「ロッテルダム映画祭」に続き、本作で2度目の国際映画祭参加となった。
28日に行われた舞台挨拶は、遅い時間にもかかわらず、会場前には上映を待つ長蛇の列ができ、客席は満席の大盛況。上映前に舞台挨拶に登壇した宮藤監督は、「遅い時間にも関わらず、足を運んで下さりありがとうございます。楽しんでください」と挨拶し、上映後に会場が明るくなると、客席で鑑賞していた宮藤監督に向け、観客によるスタンディングオベーションが起こり、それには監督も手をふり喜びをかみ締めていた。
上映終了後に行われた質疑応答で、地獄の映画を撮ろうと思ったきっかけを尋ねられた宮藤監督は「長瀬君と一緒にバカみたいなロックの映画をやりたいと思ったのが最初です」「そろそろ人間じゃない役をやって貰ってもいいんじゃないかと思った。地獄の鬼がギターを持って地獄に立っていて、そこに神木君演じる大助が何度も落ちてくるというシーンがまず最初に思い浮かんだ。そこから、地獄と輪廻転生の映画にしようと思いました」と本作の世界観が生み出された経緯を明かした。また、劇中歌の歌詞について質問が及ぶと、「歌詞は深く考えたものもあれば勢いで書いたものもあり、色々ですけど、“あなたがいれば そこは天国”という歌詞がこの作品のテーマを語りつくしているので、好きな人がそばにいればそこが天国というのが一番のテーマです」と答えた。
そして最後に、監督にとっての青春について問われると、「僕はもう45歳になりますが、まだ青春が続行している感じだと思います。ほかの作品でも一貫していますが、ある程度年を重ねた大人の中にも青春が残っているというのがずっとやりたいことだと思うので、扱うテーマは変わっても青臭い部分というのはこれからも描いていきたいと思います」と観客にメッセージを送った。
『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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