【特別映像】ロビン・ウィリアムズ、最後のアフレコ姿も…『ミラクル・ニール!』
サイモン・ペッグが、右手を振るだけで何でも願いが叶うミラクルパワーを手に入れた超テキトー男を演じる『ミラクル・ニール!』。このほど、本作について、ペッグや共演のケイト・ベッキンセール、監督を務めた「モンティ・パイソン」
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『スター・トレック』最新作で出演・脚本を務め、いまやハリウッド俳優となったサイモン・ペッグを主演に、英国を代表する伝説的コメディ・グループ「モンティ・パイソン」、そしてロビン・ウィリアムズと、コメディ界のレジェンドたちが大集合した本作。右手を振るだけで何でも願いが叶う不思議な力を手に入れた男・ニールが、そのパワーで地球の危機を救う(!?)ハチャメチャなミラクルムービーだ。
主人公・ニールのミラクルパワーで喋れるようになり、ともに地球の運命を託されることになる愛犬・デニスの声を担当しているのが、ロビン。ニールが「デニスとお喋りしたい!」と願い、おしゃべりできるようになった。だが、ハリウッドで“コメディの神様”と呼ばれていたロビンは、2014年8月11日(現地時間)にカルフォルニア州の自宅で亡くなり、その1か月ほど前にデニスの声のアフレコで参加した本作が、本当に最後の映画出演となってしまった。
届いた映像では、「命令されるのって大好き」という台詞とともに身振り手振りでアフレコに取り組むロビンの姿が映し出される。ロビンの録音は3回行われたそうで、1回目はスカイプを通して録音を試みたが、タイムラグのため指示がうまく伝わらず、そのためジョーンズ監督が訪米し、ロビンと直接会って2回目の録音を実施。それらは問題なく終わったが、直後に「ロビンから電話がかかってきて、デニスが16歳の男の子っていう設定にしよう!」と提案があったそうで、「だから翌週の月曜日にスカイプで指示をしながら、ロビンに犬の声を演じてもらった。バッチリだったよ」と、監督は“奇跡”の3回目について明かしている。
そんなロビンについて、監督は「いやはや、すごかったよ。ロビンと一緒に仕事をするのはほんとうに楽しかった」とふり返っている。録音ブースでのロビンはイマジネーションたっぷりで、役に入り込むために、演じるデニスの写真をいつも脚本台に置いていたという。本編では、ロビン特有の天真爛漫なキャラクターに思わず笑顔があふれつつも、エンドクレジットでは彼の喪失を思い、「ロビン、ありがとう」と呟かずにいられないだろう。
また、映像内ではジョーンズ監督がキャストを紹介、サイモン、ヒロインのキャサリン役のケイト・ベッキンセール、ニールの同僚を演じるサンシーヴ・バスカー、校長役のエディ・イザード、キャサリンの元カレ役のロブ・リグルらが、それぞれ自分の演じた人物について語っている。サイモンが監督との仕事について、「テリーは僕の演技を見てクスクス笑ってくれるんだ。それが嬉しかった」と満足そうに話す姿も印象的な映像となっている。
『ミラクル・ニール!』は4月2日(土)より渋谷シネクイントにて先行公開、4月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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