『007』シリーズでおなじみ、ガイ・ハミルトン監督が死去
『007』シリーズの監督としてよく知られたガイ・ハミルトンが93歳で他界した。
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ハミルトンは20日(現地時間)、スペインのマヨルカ島にある自宅で息を引き取ったというが、死因などの詳細についてはまだ明らかになっていない。
『007 死ぬのは奴らだ』『007 黄金銃を持つ男』でハミルトンと仕事をしたロジャー・ムーアが21日(現地時間)、ツイッターでこの悲報をファンに知らせており、「素晴らしい監督であるガイ・ハミルトンが天空の編集室へ旅立たれたことを聞いてとてつもなく悲しいです。2016年は辛い年です」と綴った。
パリで生まれたハミルトンはキャリアにおいて22作品の映画を手がけたが、その中でもショーン・コネリー主演の1964年作『007 ゴールドフィンガー』や1971年作『007 ダイヤモンドは永遠に』で最も知られている。その2年後にはロジャー・ムーアの『007』2作品を手がけ、マイケル・ケイン主演作『パーマーの危機脱出』『空軍大戦略』、ハリソン・フォード主演の1974年作『ナヴァロンの嵐』などを監督した。キャリア後期にはアガサ・クリスティ著作を原作とした『クリスタル殺人事件』『地中海殺人事件』の2作品を映画化していた。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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