綾野剛、大河ドラマから続く中村獅童との友情エピソード告白!
映画『日本で一番悪い奴ら』の完成披露試写会が4月25日(月)に開催。主演の綾野剛をはじめ、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督が映画にちなんだ…
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実録の犯罪ルポを原作とした『凶悪』でセンセーションを巻き起こした白石監督が、前作同様に実際の犯罪を題材に映画化。北海道警察の刑事となった主人公が裏社会に作った自分のスパイを率いて捜査を進めていくさまを生々しく描き出す。
この日の舞台挨拶では、綾野さんらの後ろには制服姿の警官がズラリ! 綾野さんは「拳銃200丁、大麻2トン、覚せい剤130キロ…」と劇中で自身が演じた諸星が扱う凄まじい量の押収物を列挙し「身の危険を感じております」と苦笑を漏らす。だが、犯罪を扱いつつも綾野さんはこの映画を「人間讃歌!」と表現。「(出演を決めた)最大の理由は白石監督。いったいどんな映画を作るのか? プロットを読ませていただき、これは参加するしかないと思いました。諸星がどれだけ“愛されて”いたかが表現された本でした」と語る。
獅童さんは、諸星と意気投合し、スパイとして働く暴力団を演じたが、獅童さんの出演について、綾野さんは「以前、大河に出演したとき、あるシーンが終わって、獅童さんが『剛ちゃん、サイコーだったわ! 剛ちゃんが出る映画なら、何かあれば受けるから』と仰ってくださって、実際にこの映画もふたつ返事で受けてくださいました」と友情エピソードを告白! 獅童さんは照れ笑いを浮かべ「コワモテの暴力団の役が自分には務まらないんじゃないかと思ったんです。好青年で売ってるので。でも綾野くんが主演ということで『ぜひ』とやらせていただきました」と語り、会場は笑いに包まれた。
綾野さんはまた、『凶悪』に続く白石作品出演となるピエールさんとの共演について「存在自体が悪い! 何も役作りの必要がないほど」と評し「現場で瀧さんが監督に『今回は何人殺せばいいですか? どんな悪いことやるんですか?』と話してて、最高だな、この現場と思いました」と嬉しそうに明かしていた。
舞台挨拶の最後には、綾野さんが熊本の震災について言及。あえて、普段は禁止されることが多い観客による写真撮影を解禁し、より多くの人にニュースを広めてくれるようにと訴えた。
『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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