“テラフォーマー”の正体は、三池崇史監督!?「自分でやったほうが早い」
伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬ら超豪華なキャストで、異常進化した“あの虫”との壮大なバトルを描く『テラフォーマーズ』。本作で、三池崇史監督自ら、史上最強・最悪の敵“テラフォーマー”を熱演
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“虫をもって虫を制す”――。高い身体能力と、素手で人を引きちぎるほどの腕力、そして高熱にも耐え、痛覚もない。人を敵視し、無意味に襲いかかってくる…かなり“ヤバイ”アイツ。そんな火星で異常進化を遂げた“人型昆虫”テラフォーマーと、本多博士(小栗旬)によって日本から送り込まれた小町小吉(伊藤英明)たちが、それぞれ強力な虫の特性を駆使して壮絶なバトルを繰り広げる本作。
今回解禁となったメイキング写真で、そのテラフォーマーのモーションキャプチャー・アクターを、ほかならぬ三池監督が自ら担当したことが明かされた。
「テラフォーマーがまさにそこにいるような質感と動き」と、こだわりの点を語るのは、『妖怪大戦争』や『ヤッターマン』『クローズZERO』など三池監督作品でタッグを組み、本作では要となる莫大な数のCGを担当したVFXスーパーバイザーの太田垣香織。本作には、CGの総カット数だけで872カットもあるとか!
また、一番肝心なテラフォーマーの動きに関して、三池監督は「スーツアクターにて演技をつけるより、自分の頭の中の動きを自分でやったほうが早いと思ったんです。それにプロがCGをつけたほうが、よりリアルに思い描いたものが作れると」と、種明かしをコメント。
『ヤッターマン』のメカ&キャラクターデザインや、「THE NEXT GENERATION パトレイバー」シリーズのレイバーイメージデザインなどを務め、本作ではテラフォーマーリファインを手がけた寺田克也は、「原作は敢えていじらず、Gのテラテラ感を出すこと」とコンセプトを明かしており、CG班と見事な連携をとり、狙い通りの“テラテラ感”を実現させることに成功。その完成度に太鼓判を押している。
なお、火星の特殊な状況、苔が生えている場所を作るために、日本映画で初めてアイスランドで実景撮影を実施。 空や大地などアイスランド各所で撮影した素材をもとにCG加工を施し、撮影が敢行されたという。
圧倒的な火星の風景、おびただしい数のテラフォーマーのウェーブアタック、そしてバトルシーンなど、映画全体のクオリティを根底から支える、質感となめらかな動き、インパクト絶大のCG表現にもぜひ注目してみて。
『テラフォーマーズ』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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