クロエ・グレース・モレッツ、“PTSD”を患っていることを明かす

クロエ・グレース・モレッツが心的外傷後ストレス障害（PTSD）に苦しんでいることを明かしている。

6年前にクロエと4人の兄、そして母の下を去った父の決断によって受けた精神のダメージがいまも尾を引きずっており、これからも癒えることはないだろうと語っている。

「この業界にいるとね、人を信じるって言うのはとても難しいことなの。それに個人的に誰かのことを受け入れるということに対して、子どもの頃には間違いなく大きく影響が出たわ。それでもここ数年でだいぶ立ち直ったのよ。人間関係とか、男の人との関係とかね。最初は自分がそんな振る舞いをしていることにさえ気づかないんだけど、色々考えてみるとそれがちょっとしたPTSDであるということに気づくのよ」。

さらにクロエは5人の子どもを押し付け、母をシングルマザーへと追いやった父親との関係を良好にしようとは一生思わないだろうと「GLAMOUR」誌のインタビューに続ける。「父親のことを許す方法を見つけることはできないと思うわ。彼がしたことは許せないもの。私の許しは私が人生を生き抜いていることよ」。

そしてクロエは4人の兄たちトレバー、イーサン、ブランドン、コリンが自分を守る素晴らしい存在であったと続け、「兄たちは父親のようなものだったし、荒廃して飽き飽きするような世界ではないところで私が暮らせるように守ってくれたの。私が18歳になったとき、彼らは前ほどでは無くなったけど、そうね、私には4人のボディーガードがいるようなものよ。だから男の子がデートのために私を迎えに来たときには兄たちがドアを開けてその男の子と握手をしたりするのが楽しいの。すると男の子は『君のお兄さんたちはちょっと怖いな』なんていったりするんだけど、私はあえて『彼らはとても恐ろしいわよ』って答えるの。彼らのパワーを楽しんでいるのよ」と語っていた。

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