【特報映像】ジュリアン・ムーア&エレン・ペイジ、社会の壁に立ち向かう女性の実話描く『ハンズ・オブ・ラヴ』
『アリスのままで』でアカデミー賞を受賞したジュリアン・ムーアが主演を務め、『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジと共演した『Freeheld』が、『ハンズ・オブ・ラヴ』とのタイトルで
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
20年以上、刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。
しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だが、同性のパートナー同士では、それは法的に認められなかった。病と闘いながら、平等な権利と制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。
本作は、2007年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した実話を基に映画化。愛するパートナーに遺族年金を遺すため、病と闘いながら、法に立ち向かっていく女性刑事を描く。
主人公ローレルを演じるのは、世界三大国際映画祭全ての女優賞を制覇し、2015年には『アリスのままで』でついにアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーア。そのパートナー、ステイシー役を、本作の製作にも名を連ね、プライベートでも同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジが演じている。さらに、ローレルの同僚刑事で長年の相棒であるデイン役には『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家には『フォックスキャッチャー』のスティーブ・カレルが扮するなど、いずれもアカデミー賞ノミネート経験を持つアメリカ映画界屈指の演技派俳優陣が集結。
今回解禁された特報では、マイリー・サイラスによる主題歌「ハンズ・オブ・ラヴ」に乗せて、ジュリアン演じるローレルとステイシーとの出会いから、病に冒されながらも、平等を求めて訴えるシーンが映し出されているほか、手を取り合って彼女を応援する同僚や、周辺の人々の姿が感動的に描かれている。
50年代を舞台にした『キャロル』から半世紀の時を経て、愛する人のため、平等を求めて社会の壁に立ち向かった一人の女性の姿を、まずはこちらから確かめてみて。
『ハンズ・オブ・ラヴ』は11月26日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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