※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【特別映像】オリヴィア・ワイルドは“神経学オタク”?『ラザロ・エフェクト』は「気に入った」

“蘇り”の絶叫ホラー『ラザロ・エフェクト』に主演する、「世界で最もセクシーな100人」のトップに選ばれたこともあるオリヴィア・ワイルド。そのインタビュー映像がシネマカフェに到着し、彼女自身、もともと本作のテーマにも

映画 洋画ニュース
注目記事
『ラザロ・エフェクト』(C)2016 Lions Gate Entertainment Inc.  All Rights Reserved.
『ラザロ・エフェクト』(C)2016 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. 全 5 枚
拡大写真
“蘇り”の絶叫ホラー『ラザロ・エフェクト』に主演する、「世界で最もセクシーな100人」のトップに選ばれたこともあるオリヴィア・ワイルド。そのインタビュー映像がシネマカフェに到着し、彼女自身、もともと本作のテーマにも通じる“神経学オタク”であることを明かした。

『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』『パージ』や、昨年の賞レースを席巻した『セッション』など、斬新なテーマで次々とヒット映画を生み出している「ブラムハウス・プロダクションズ」が次に選んだ本作のテーマは、世界中で実際に報告されている死者の復活「ラザロ徴候」。医療の発展につながると信じた研究者チームが成功させた“死者の蘇生”は、生き返った人間が“死の間に何を見て、何を体験したのか”までは考えていなかった。そして、その地獄から生き返らせられた人間の、死ぬよりも恐ろしい“死のその先の恐怖”と力を、本作では目の当りにすることになる…。

本作で、悲劇のヒロインから一転して恐ろしい変貌を遂げていくゾーイを演じるのが、オリヴィア・ワイルド。「Dr.HOUSE」「The OC」といったTVドラマシリーズで人気を博し、2009年に英マキシム誌による「最もセクシーな女性100人」の1位に選ばれた、誰もが疑わぬ圧倒的美人女優だ。

ゾーイは、研究者チームのひとりとして死者を蘇らせる「ラザロ血清」を発明するが、実験中の不慮の事故で命を落とし、悲しみにくれる婚約者のフランクから血清を投与され死の淵から蘇る。ところが、彼女は死んでいた間に“死より怖い恐怖”を味わい、それまでとは全くの別人になってしまう。

届いたインタビュー映像では、オリヴィアは、ゾーイという女性の背景にあるものとして、「子どものころの経験がトラウマになって、ゾーイは悪夢に苦しんでいるの。彼女が、燃える部屋の中に閉じ込められた人々が出てくる悪夢を繰り返し見ていることが分かる。黒焦げた手が彼女のほうに迫ってくるの」と説明。さらに、「彼女は無意識と意識の間の世界に閉じ込められた。何が本当で何がそうでないのか分からなくなってしまった」状態になると語っている。

また、インタビュー後半、「私は神経オタクなの」と語り始めた彼女が、その瞳をいっそう輝かせていることにも注目。本作の背景や「ラザロ血清」への彼女の説明は、こういった分野に不案内な人間にも分かりやすく、ある程度の知識なくしてはできないことだが、「オタクっぽい神経学の本をたくさん読んでいるの」と彼女は生き生きと明かす。神経学者オリバー・サックスの著書を全て読み、共演者に貸すこともあったという本格派ぶりで、現代科学の現状などを踏まえた上で「このコンセプトが事実に根ざしている点が気に入ったわ」と語るあたり、かなりのガチオタクの様子。


本作のデヴィッド・ゲルブ監督も、「オリヴィア・ワイルドはとても美人で、チャーミングで、頭が良いだけでなく、実に恐ろしくもなれる。今回の役は演じ甲斐があったはずさ。なぜなら、映画の冒頭ではとても愛らしくて、彼女には実験に成功してほしい、彼女は大丈夫であってほしいと思わせるけど、途中で彼女のキャラクターは変貌を遂げていくんだ」とその豹変ぶりに太鼓判を押すが、オリヴィア本人は、自分の“得意分野”での映画出演とあって嬉々として狂気のヒロインを演じたのかもしれない。

本来、人は脳の10%程度しか使っていないといわれている。彼女が演じたゾーイは、血清の影響で同時に残り90%が活動し始めたことで、我々の理解を超えた力を解き放つことになってしまうのだ。オリヴィアが喜々として演じたこの役を、スクリーンでも確認してみて。

『ラザロ・エフェクト』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]