注目度上昇中!アイルランドの映画、連続公開『ブルックリン』『フラワーショウ!』ほか
『ハリーポッターと謎のプリンス』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』など数々の映画・ドラマのロケ地として、またアニメやゲームの世界に影響を与えたケルト文化の地として知られる
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アイルランドといえば、3月17日の祝日セント・パトリックス・デーは年々、日本での認知度も高まり、中でも表参道で行われるパレードは、毎年5万人が訪れるアジア最大級のアイリッシュイベントとなっている。また、ワーキングホリデーを利用したアイルランドへの滞在者も増加傾向にあり、アイルランドの文化や芸術、音楽などを学ぶ若者も増えているという。
そんな中、7月1日(金)には、アカデミー賞3部門にノミネートされたシアーシャ・ローナン主演『ブルックリン』が公開される。アイルランドの小さな町から、新天地となるニューヨークへ移住したエイリシュ。愛する故郷と自由と夢をくれた大都会の間で揺れ動く女性を、ニューヨーク生まれ、アイルランド育ちのシアーシャ・ローナンが好演する。
また、7月9日(土)には、『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』で知られるジョン・カーニー監督最新作『シング・ストリート 未来へのうた』が公開に。80年代のダブリンを舞台にしたカーニー監督の半自伝的作品で、「ホール&オーツ」「ザ・クラッシュ」「デュラン・デュラン」「a-ha」「スパンダー・バレエ」「ザ・ジャム」「ザ・キュアー」など80年代の音楽が多感な青春を彩っていく。
そして、7月2日(土)には、エリザベス女王が総裁を務める花の祭典「チェルシー・フラワーショー」を舞台に、実話を基にしたサクセス・ムービー『フラワーショウ!』が公開される。
アイルランドの田舎で育ったメアリー。「自分のデザインした庭で世界を変えたい!」という夢を叶えるため、有名ガーデンデザイナーのアシスタントに採用されるも、長年書き溜めていたデザインノートを奪われ、クビになってしまう。どん底のメアリーがひらめいたのは、世界中から注目される「チェルシー・フラワーショーで金メダルを獲る」こと。コネもお金も経験もないメアリーだが、わずか8枠しかない出場の権利を2,000人もの応募者の中からゲット。ヒッピー風の庭師や密かに思いを寄せる植物学者のクリスティら寄せ集めチームを結成し、彼女は自らのデザインで世界を変えていく。
素朴で純粋な、夢や恋に奮闘する主人公メアリーの姿は、心洗われること間違いなし。迫り来る猛暑を前に、アイルランドの美しい緑に癒されみては?
『フラワーショウ!』は7月2日(土)よりヒューマントラスシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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