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アンジェリーナ・ジョリー、アメリカ国務省で難民問題について記者会見

アンジェリーナ・ジョリーが20日(現地時間)、ワシントンDCのアメリカ国務省を訪問、ケリー国務長官と記者会見した。

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アンジェリーナ・ジョリー-(C)Getty Images
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アンジェリーナ・ジョリーが20日(現地時間)、ワシントンDCのアメリカ国務省を訪問、ケリー国務長官と記者会見した。

6月20日は国連が定める「世界難民の日」。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の特使を務めるアンジェリーナは、現在起きている難民の危機的状況について、ケリー国務長官と語り合った。

グレーのスーツで会見に臨んだアンジェリーナは「6,500万人もの人々が紛争によって、退去を余儀なくさせられています。私たちは戦争が起きている世界と直面し、無視したり、背を向けたりすることはできません。そんな行動は世間知らずで無責任、そして危険です」と報道陣に語りかけた。

アンジェリーナは「私たちが直面している選択肢は、とてもはっきりしています。このまま、難民と不安が増えていくのを静観するのか、ほかの国々と力を合わせて新たなアプローチを見つけるのか、です。支援や再定住だけではなく、問題の解決と安定、帰還についてのアプローチです」と訴えた。

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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