劇場版「アンパンマン」、監督こだわりのカット公開!子どもを恐がらせない工夫も
いまもなお子どもたちに絶大な人気を誇る「アンパンマン」。いよいよ劇場版「アンパンマン」シリーズ第28弾となる『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』
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今回のヒロインは、おもちゃの星からやってきたゼンマイ仕掛けのお姫様・ルンダ。“みんなが自分のために何かをしてくれる事が当たり前”と思っているわがままな性格。そんなルンダは体は大きいけど不器用なおもちゃのロボット・ナンダといつも一緒。ある日、いろんな物をおもちゃに変える事が出来る大切な“おもちゃスティック”をアンパンマンワールドに落としてしまう――。
やなせ氏の残した楽曲「勇気のルンダ」がモチーフになっている本作。この曲は全国のアンパンマンこどもミュージアムのミュージカルショーでも使用されている、ファンにはお馴染みの名曲。“自分の為ではなく、誰かの為にがんばるような勇気を持とう!”そんなやなせ氏のメッセージが込められているのだ。また声優には、ヒロイン・ルンダ役を女優の波瑠、ナンダ役とヌラ役を「中川家」の礼二、剛が担当することでも話題となっている。
今回公開されたカットにもあるように、本作には、前作よりパワーアップした迫力あるアンパンチや、立体的でダイナミックなシーンが盛りだくさん! 監督を務めた川越淳は、この大スペクタクル場面を演出するにあたり、「CGを使う方法もあったのですが、作品の世界観的に不自然に見えてしまう可能性があるため、あえて手描きにこだわって製作しています」と話し、「TVシリーズでは設定が日常であることが多いのに対して、音楽シーンやロボットが登場するなどファンタジックな要素が強い本作で、楽しくも印象的なビジュアルを追求したアクションシーンです」と熱く語っている。
さらに本作では、例年に比べて“明るい画面”にすることを特に意識したという。観客は小さな子どもたちが多いため、暗い画面になった時に怖がらないよう、敢えて明るい色を多く使い、急に劇場が暗くなったと感じないように心がけていることも明かしている。
『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』は7月2日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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