世界に1枚しか現存しない「ナウシカ」宣伝ポスターも!「ジブリの大博覧会」全容が明らかに
スタジオ設立30年間の歩みを体感できる特別企画「ジブリの大博覧会」のプレス内覧会が7月6日(水)、会場となる六本木ヒルズ展望台・東京シティビューで行われ…
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今回の展示では1984年に公開された『風の谷のナウシカ』から、カンヌ国際映画祭「ある視点部門」で上映された待望の最新作『レッドタートル ある島の物語』(9月17日公開)まで、これまでのジブリ作品のポスターやチラシといった広告宣伝物を中心に、制作資料、企画書など未公開資料を含む膨大な数の資料を展示。作品を世に送り出すため、試行錯誤して生み出された宣伝の足跡を追いながら、各作品の公開当時の記憶が“ジブリのもう1つの物語”として浮かび上がる。
すでに愛知、新潟で開催され、大人気を博した同展がついに東京に上陸! その開催地となる六本木ヒルズ展望台・東京シティビューには4つのステージで構成され、歴代の宣伝ポスターや新聞広告の展示はもちろん、懐かしいグッズがズラリと並んだ“倉庫”や貴重な原画も多数展示。なかでも、公開時に製作され「現在、世界に1枚しか現存しない」(会場関係者)という『風の谷のナウシカ』の宣伝ポスターは、ファン垂涎の必見アイテムだ。
また、海抜250mという会場の特長を生かした「空とぶ飛行機展」では、名作『天空の城ラピュタ』の冒頭に登場する巨大飛行船の模型をはじめ、数々の飛行マシンが天空からの眺望をバックに展示され、「空への憧れ」を表現し続けるジブリ作品の精神を具現化している。
フォトロケには、『となりのトトロ』のネコバスが鎮座しており、圧倒的な存在感を発揮! 行き先が「六本木」(木の文字は、上下反転)になっている点も要チェックだ。『岸辺のふたり』で米国アカデミー賞短編アニメーション映画賞を受賞したマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督が、初の長編作品に挑戦した『レッドタートル ある島の物語』についても、数多くの場面写真や詩人・谷川俊太郎による寄稿などで贅沢に紹介している。
「ジブリの大博覧会 ~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~」は六本木ヒルズ展望台・東京シティビュー内スカイギャラリーにて7月7日(木)から9月11日(日)まで開催。(会期中無休)
《シネマカフェ編集部》
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