野村周平、賀来賢人とは「いい感じで距離が縮まらない」
映画『森山中教習所』が7月9日(土)に公開を迎え、W主演の野村周平と賀来賢人、ヒロインの岸井ゆきの、豊島圭介監督が舞台挨拶に登壇した…
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真造圭伍の同名漫画を初共演の2人で映画化。ノーテンキな大学生の清高とネクラなヤクザの轟木という高校時代の同級生2人が、非公認の自動車教習所で過ごすひと夏を描き出す。
登壇陣は、浴衣姿で登場! 野村さんはリクエストに応えてクルリと一回転し「チャームポイントは笑顔です!」となぜか浴衣の柄ではなく自らの笑顔をポイントとして強調し笑いを誘う。
現場のムードもこの日の舞台挨拶の空気そのままの和気あいあいとした雰囲気だったそうで、野村さんは「雰囲気も景色も天気も良くて、のほほんとしながらゆったりとした時間で撮影できた」と述懐。「こんなに楽しかった現場は初めて。『この先の人生を楽しもう!』って思えました」と笑顔で明かす。
賀来さんも「タイトなスケジュールでしたが、スタッフさんがみんな明るくて、そこにひょいと入ってのびのびとお芝居できました」と語る。豊島監督とは『ソフトボーイ』でも一緒に仕事をしているが「5~6年前にご一緒して、今回、気合いも入ってたし、ヘタこけないって気持ちも『成長したな』と思われたいという欲もありましたが、現場に行ったらみなさんが土台を作ってくださりすっと入ることができました」とリラックスして臨めたを語った。
岸井さんは、野村さんとのシーンが多かったが「ずっと楽しかったです。(野村さんは)さわやかなイメージでしたが、ずっと元気なんですよ! 周りを明るくしてくれる愛されキャラです。私は現場で物静かになるタイプなんですけど、現場で楽しくなっちゃった自分にビックリしました(笑)。野村さんが心を開かせてくれました」と感謝を口にした。
野村さんは、撮影、プロモーションと長く一緒に過ごしてきた賀来さんについて「いい感じで、距離が縮まってない」と説明。「会うとすごく話すけど、でもプライベートでご飯に行ったりはしない」と語り、賀来さんも「ずっと同じ距離。気を遣って会話を返す必要もないし、いとことか親族に近い」と明かした。
いよいよ夏到来ということで、この夏やってみたいことを尋ねても、2人の答えはバラバラ。野村さんが「バーベキューもしたいし海水浴も行きたいし、花火も見たいし海外旅行も行きたい」とアクティブに語るも、賀来さんは「貯金ですね。大人だからいいかげんにって感じで」と真剣に(?)将来を見据える…。さらに岸井さんは「夏は苦手。野村さんが言ってた海水浴とか花火とか、全部『(私は)いい』って感じ(笑)」とつれない反応。それでも「男の人にこれしようって言われて嬉しいことは?」と食い下がられると「すごく高いかき氷を食べに行こうって言われたい」と語っていた。
『森山中教習』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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