【特別映像】カッチャ・リーマンが歌い上げる圧巻のジャズソング『生きうつしのプリマ』
『ハンナ・アーレント』の監督&主演女優で贈る、母と娘の切ないミステリー『生きうつしのプリマ』。このほど、本作で主人公を務めたドイツ人女優カッチャ・リーマンのパワフルなジャズ歌唱シーンを収めた本編映像がシネマカフェに到着した。
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ある日偶然、ネットで見つけた亡き母と瓜ふたつの世界的オペラ歌手・カタリーナ。ゾフィはその謎を探りに、ドイツからニューヨークへと飛び立った。いったい彼女は? 亡き母との関係は? ニューヨークとドイツを巡り、“母”を知る旅が始まる――。
『ハンナ・アーレント』の女流監督マルガレーテ・フォン・トロッタが贈る本作は、オペラとジャズで彩られた母と娘のミステリー映画。今回到着したのは、ゾフィがニューヨークに立つ直前に同棲相手から別れを告げられ、名もなきクラブの専属歌手さえクビになり落ち込んでいたところ、オペラ歌手のマネージャーで、どこか怪しげではあるものの自分に気持ちを寄せてくれる男性からの「サプライズプレゼントがある」というシーン。
急きょステージに立たされたゾフィが披露したのは、かつて働いたクラブで「辛気臭い歌じゃ客が来なくなる」と言われていたアメリカの歌手シクスト・ ロドリゲスの「サンレヴァ・ラバイーライフ スタイルズ」。しかし、ここではパワフルかつ楽しげに歌う姿を披露し、ゾフィは拍手喝采を浴びることに。
物語の中でのゾフィの変化を象徴的に表すこのシーンは、何かに吹っ切れたようにチャーミングに歌う姿が印象的。女優としてだけでなく、歌手としても活躍するゾフィ役のカッチャ・リーマンは、「女優としての輝きでなく、歌手としての才能も披露してもらえるような作品にしたかった」と監督も語るだけあり、聴く者の心をつかむ圧巻の歌声となっている。
『生きうつしのプリマ』は7月16日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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