『ファインディング・ドリー』、『ニモ』越える!? 2016年洋画オープニングNo.1の大ヒットスタート
『ファインディング・ニモ』のその奇跡の冒険から1年後の世界を描く、全世界待望の続編『ファインディング・ドリー』が、
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舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」。ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。
すでに全米の興行収入は、アニメーションのみならず実写を含む今年公開全ての作品においてのNo.1記録を達成。さらに、先週末にはついに4億4,574万5,629ドルまで到達し、2004年から1位をキープしていた『シュレック2』の記録を塗り替え、全米アニメーション歴代No.1の歴史的快挙を成し遂げた。
待望の公開初日には、劇場にドリーやニモをイメージしたコーディネイトの若者女性や、キャラクターのぬいぐるみを持った子どもたちが押しかけ、客層はティーンや20代の友人同士、社会人カップル、中高年層と幅広く、さらには家族連れも多く来場していた。公開直後、SNS上では「開始5分で号泣!!」「ピクサーの最高傑作だと思う!!」など作品についてのコメントはもちろん、新登場のキャラクターのタコのハンクについて「イケメンならぬイケタコ」や、「ハンクやばい!! 結婚して!!」など、大人の女性がハンクに熱狂し盛り上がっているコメントが溢れた。また、公開前から大きな話題だったドリーの赤ちゃん時代のキャラクター“ベビー・ドリー”についても、「可愛すぎた! 飼いたい!」「かわいすぎて変な声出た!」など、その可愛さに悶絶する声が飛び交っている。そして、この大人気を受けた日本公開時のみの限定特典、とってもキュートな「激レア“ベビー・ドリー”キラキラ★ステッカー」が公開初日より全国の劇場での数量限定先着で配布され、そのステッカーの写真がSNSに次々に投稿され、その人気にさらに拍車をかけたようだ。
来日記者会見の際に「欠点はあるけど、その“ありのままの自分”を受け入れた時、心の平穏や自信を持つことができると感じてもらえたら」ということをドリーを通して伝えたいと語っていたアンドリュー・スタントン監督。その想いが通じてか、「ドリーの言葉が深い」「欠点があってもそれが個性なんだとわかった」との声も挙げられていた。
この夏一番のエンターテインメント映画でありながら、ドリーを始め登場するキャラクターたちのように、欠点を持っていても常に前に進み続ける気持ちが人々を前向きにさせてくれるという、奥深いメッセージが、幅広い客層の心に響いた要因のひとつともいえるだろう。
そして、まだ観ていない方に注目していただきたいのが、エンドロール後のおまけ映像。本作では個性豊かな新キャラクターたちがたくさん登場しているが、『ファインディング・ニモ』でのあのお馴染みのキャラクターたちが再び登場! こちらもぜひお見逃しなく。
『ファインディング・ドリー』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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