【今週末公開の注目作】『シン・ゴジラ』『ターザン:REBORN』ほか
北欧発のイケメン俳優の主演作や、韓国で話題のドキュメンタリーなど、注目作が目白押しの今週末公開の作品の中から、シネマカフェ編集部がピックアップしたオススメの作品をご紹介。今週末、あなたはどの作品を観に行く?
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■『シン・ゴジラ』
東京湾・羽田沖――。突如、東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに大量の浸水に巻き込まれ、崩落する原因不明の事故が発生した。首相官邸では総理大臣以下、閣僚が参集されて緊急会議が開かれ、「崩落の原因は地震や海底火山」という意見が大勢を占める中、内閣官房副長官・矢口蘭堂だけが、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘。内閣総理大臣補佐官の赤坂秀樹をはじめ、周囲は矢口の意見を一笑に付すものの、直後、海上に巨大不明生物の姿が露わになった。慌てふためく政府関係者が情報収集に追われる中、謎の巨大不明生物は鎌倉に上陸。普段と何も変わらない生活を送っていた人々の前に突然現れ、次々と街を破壊し、止まること無く進んでいく…。
約12年ぶりの日本製作のゴジラ映画『シン・ゴジラ』が今週公開。主演の長谷川博己をはじめ、共演には竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、市川実日子らを含む328名のキャストが集結。監督を、『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が務める。ギャレス・エドワーズによるハリウッド版『GODZILLA』を経て公開される日本発のゴジラ映画に期待。
『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。
■『ターザン:REBORN』
ロンドンで美しき妻と裕福な暮らし送る英国貴族。彼の名は“ターザン”。 産まれて間もなく、海難事故に巻き込まれ、コンゴのジャングルで動物たちに育てられたのだった。スマートにしてワイルド、そのアンバランスな魅力を備え持つターザンは政府でも一目置かれる存在だった。ある日、政府の命により、外交のため、妻ジェーンとともに故郷へ戻る。しかしそれはターザンに仕向けられた罠だった。故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまった。愛する妻と故郷を救うため、持てるすべてを投げうちジャングルに戻ること決意するターザン。果たしてターザンは、己の野生を呼び覚まし、すべてを取り戻すことが出来るのか?
名作「ターザン」を実写映画化する『ターザン:REBORN』。『バトルシップ』のアレクサンダー・スカルスガルドが主演を務め、共演に『スーサイド・スクワッド』の公開が控えるマーゴット・ロビー、『007 スペクター』のクリストフ・ヴァルツ、『アベンジャーズ』シリーズのサミュエル・L・ジャクソンら。日本語吹き替え版でターザン役を務める桐谷健太にも注目。
『ターザン:REBORN』が、7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。
■『あなた、その川を渡らないで』
美しい小さな村。川のほとりで、仲睦まじく暮らす結婚76年目の98歳のおじいさんと89歳のおばあさん。毎日、ふたりはおそろいの洋服を着て、手をつないで歩いてゆく。山菜を採りに山へ、老人会の遠足へ、街の病院へ、市場に買い物へ出かけてゆく。春は花を折って互いに飾り、秋は落葉を投げ合って微笑み、冬ははしゃいで雪合戦をする。慎ましくも愛に溢れた日々を送る白髪の恋人たち。いまの生活に満足しながらも、日々の気苦労は絶えず、ふたりは小さな心を痛めている。妊娠してしまった飼い犬。ふたりを心配し喧嘩をする子供たち。痛みが治まらないおばあさんのひざ。そして、おじいさんの身体。雨がしとしとと降るある日、おばあさんは、ひどくなってゆくおじいさんの咳を聞きながら、「天国でも着れるように」とたき火におじいさんの洋服を静かにくべるのだった…。
2014年11月に本国韓国にて小さな規模での公開がスタートされ、たちまち口コミで広がり、公開館数800スクリーンになるまでの大ヒットを記録したドキュメンタリー『あなた、その川を渡らないで』も今週公開。韓国ドキュメンタリー市場No.1の観客動員数である480万人を達成し、多くの観客賞を受賞した話題作をぜひ週末に。
『あなた、その川を渡らないで』が、7月30日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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