※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「鬼平犯科帳」がアニメ化決定!「モダンでオシャレ、ダイナミック」に

累計発行部数2,700万部を誇る池波正太郎の超人気シリーズ「鬼平犯科帳」(文藝春秋刊)が、来年誕生50周年を迎えることを記念し、「鬼平」のタイトルでアニメ化されることが決定。併せて主人公の“鬼の平蔵”こと、鬼平のビジュアルも解禁された。

最新ニュース スクープ
注目記事
「鬼平」(C)オフィス池波/文藝春秋/「TVシリーズ鬼平」製作委員会
「鬼平」(C)オフィス池波/文藝春秋/「TVシリーズ鬼平」製作委員会 全 1 枚
/
拡大写真
累計発行部数2,700万部を誇る池波正太郎の超人気シリーズ「鬼平犯科帳」(文藝春秋刊)が、来年誕生50周年を迎えることを記念し、「鬼平」のタイトルでアニメ化されることが決定。併せて主人公の“鬼の平蔵”こと、鬼平のビジュアルも解禁された。

「鬼平犯科帳」は、作家・池波正太郎が江戸を舞台に「火付盗賊改方」(ひつけとうぞくあらためかた)という罪人を取り締まる役職についた長谷川平蔵が悪党たちを裁いていく姿を描いた時代小説。1967年に「オール讀物」(文藝春秋)に第1作目を発表して以降、1989年まで全135作(+番外編1作)を発表してきた。これまでにも漫画化を始め、実写ドラマ化、映画化、舞台化と様々な形がとられてきたが、今回は初めてテレビアニメ化に挑戦また、池波正太郎作品においても、初のアニメーションとなる。

本作のプロデューサーには、『時をかける少女』『サマーウォーズ』など半世紀以上にわたり200本以上のアニメ作品を手掛け、日本アニメ界を牽引し続け海外からも評価の高い名プロデューサー・丸山正雄。また、監督・キャラクターデザインは、「BUZZER BEATER」「ルパン三世 GREEN vs RED」の宮繁之が担当する。

根っからの池波ファン、取り立てて鬼平ファンと話す丸山さんは、「正直言ってプレッシャーはある。本当に我々でいいのか?」と不安を口にするも、「しかし、10年に1回いや20年に1回のチャンスを逃すことはできなかった。実写とも違うアニメならではのエンターテイメントに挑戦出来るはずだ」と語る。「原作を損なうこと無く、ただ原作をなぞるだけではない、アニメとしての魅力をどこまで出せるか! 勝負です」と意気込み。さらに、「格調高いオーソドックスな時代劇、かつ時代劇だからできるケレン味。しっかりした時代考証を抑えつつも、モダンでオシャレなセンス。むろんダイナミックな動き! そして破天荒な見せ場も。相反するものを止揚して、美しい、どこにもない世界を目指します」と熱いメッセージを寄せた。

そして併せて解禁となった新しいビジュアルの“鬼平”は、長身でスタイリッシュな現代風。丸山さんは、「先ず鬼平ですが最初は初老で作ってみたが、アニメキャラとしては少し若さを強調してみました。無論、落着きと原作テイストのおおらかさも」と語っており、クールな色気と力強さを感じられるビジュアルとなっている。アニメならではの新たな鬼平の誕生に期待大だ。

今回のアニメ化決定にオフィス池波は、「連載開始から約50年、いまなお読み継がれている『鬼平犯科帳』がこの節目に初アニメ化ということで、驚きとともに大変期待しております。アニメにしかできない新しい鬼平の世界を表現していただきたいと思っております」とコメントを寄せている。

「鬼平」は2017年、放送予定。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]