アリシア・ヴィキャンデル、新『ボーン』のカギを握る才女エージェントに!
マット・デイモンが、極限まで臨場感を追求した怒涛のアクションに挑む『ボーン』シリーズの最新作『ジェイソン・ボーン』。約10年の時をへて復活した本作に、新たに参戦しているのが、『リリーのすべて』で
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去る8月18日(木)には主演マット・デイモンが前作『ボーン・アルティメイタム』以来9年ぶりに来日、雨も降る中、日本のファンたちの声援に応じ、レッドカーペット・イベントでは「ファンのために作った作品」と熱い思いを明かしていた本作。
3部作からパワーアップし、ネクストステージに向かう本作で、象徴的な新キャラクターとなるCIAエージェントのヘザー・リーを演じているのがアリシアだ。今回解禁された場面写真は、アリシア演じるヘザーの姿を捉えたもので、作戦室からクールに指示を出す姿や、モニターに映る映像(ボーンか!?)を必死で分析する姿、物憂げにボーンに背を向けている姿など、想像が膨らむ画像ばかり。スタンフォード大卒の才女であり、上昇志向の強いヘザーは、出世のため手柄を立てようとボーンに接近するのだが…。
アリシアといえば、今年2月に発表されたアカデミー賞助演女優賞受賞も記憶に新しく、その『リリーのすべて』をはじめ、『エクス・マキナ』や『コードネーム U.N.C.L.E.』といった話題作に次々出演。第73回ベネチア国際映画祭ではマイケル・ファスベンダーと共演した『THE LIGHT BETWEEN OCEANS』(原題)がワールドプレミア上映されたばかり、リブート版『トゥームレイダー』(2018年公開)の主演にも抜擢された。そのキュートなルックスと確かな演技力で、全世界的に人気も評価もうなぎのぼり。いま、ハリウッドの監督たちが最も起用したい女優の1人となっている。
当然、ポール・グリーングラス監督も彼女の才能に惚れ込み、ストーリーの大きなカギを握るリー役をオファー。「才能ある新世代の俳優を起用したかったんだ。『エクス・マキナ』と『リリーのすべて』のアリシアの演技は素晴らしかった。でも正直なところ、出演を快諾してくれるとは思わなかったよ」と、アリシアの出演を嬉々として語っている。
実は、アリシア本人は本シリーズの大ファンだったそう。「昔、ロンドンに住んでいたとき、撮影を行ったパディントンからそう遠くないアパートで3人の女の子と住んでいたの。皆お金がなかったから、服もベッドもシェアしていた。日曜日にパブで飲むだけのお金がないときには、『ボーン』でも観る? って感じで、皆で何度も3部作を観たの。出演が決まった際は、すぐに元ルームメイトたちに電話したわ!」と、意外な下積み時代のエピソードを明かし、念願の出演に喜びをあらわにした。
3部作を知り尽くした(?)新ヒロインとして、はたしてアリシアはジェイソン・ボーンとどのように関わるのか!? 常に観る者の予想を裏切る本作から、ますます目が離せない。
『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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