雨宮塔子、復帰後初の公の場に登場! “パリの奇跡”を告白
クリント・イーストウッド監督とトム・ハンクスのアカデミー賞コンビが迫る、問題作にして究極のヒューマンドラマ『ハドソン川の奇跡』。
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2009年、ニューヨークのハドソン川で起こった“奇跡”と賞賛された航空機事故の驚愕の生還劇のその知られざる真実に迫る本作。ニューヨークで実際に起きた航空機事故で、ベテランパイロットのサリー機長は乗員乗客155人全員生存という奇跡を起こし英雄と称賛されるが、容疑者にされてしまう。
今回登場した雨宮さんは、サリー機長に起きた事故後の知られざる真実を描いた“実話”であることについて「キャスターとしてはたとえ数字に結びつかなかったとしても真実を伝えたいという思いがあります」とコメント。サリー機長の“155人の命を救い容疑者になった男”というキャッチコピーがとても気になっていたそうだ。さらに“奇跡”の生還劇を描く本作にちなみ、「私はお財布やケータイをよく失くしてしまうのですが、パリに住んでいた時に身分証などが入っていたお財布を落としてしまったんです。でも道路工事をしていたおじさんが拾って電話してくれて、何も取られずに全部戻ってきました。日本ではありえますが、パリでは絶対に起こらないので“パリの奇跡”と友人から呼ばれています(笑)」と奇跡のエピソードを語ると、会場に集まった女性たちから驚きの声が上がった。
また、奇しくもイベント当日はアメリカ同時多発テロが起きた日。劇中に9.11を連想させるようなシーンが登場することから、雨宮さんは「事故が起きた2009年のアメリカはとても暗い時代だった。そういう時に全員生存という奇跡が起きた明るいニュースは、すごくアメリカの皆さんに投げかけることも大きかったのだと思います」と、報道に携わる雨宮さんだからこその独自の意見を述べた。
そして、映画が大好きと語る雨宮さんは、14日(水)より来日が決定しているトムについて「コミカルな俳優さんのイメージでしたが、本作のような人間的な葛藤を演じる役もぴったりはまっていて幅の広い役者さんだと思います」といままでのイメージとは違うトムの熱演を見逃さないで欲しいと力を込めた。最後に本作の見どころを「世界中でテロなどが起きている現代社会で、『誰か1人がヒーローにならなくても、私自身ができることって何か?』自らがやるべきことをやりきるということの大切さを教えて頂きました。そして温かい作品でした。いまこの時代にぜひご覧頂きたい作品です」と女性に向けてメッセージを送り、イベントは終了した。
『ハドソン川の奇跡』は9月24日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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