【インタビュー】吉田羊&滝藤賢一が芸能スクープを巡り激論!?
写真週刊誌で、芸能&事件班とグラビア班を取り仕切る副編集長にして、次の編集長の座を狙うライバル同士。吉田羊と滝藤賢一がこの役を演じると聞いただけで…
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
滝藤:欲求はあるでしょうね。ただ、僕は常に「逆を問う」ことを大事にしています。「こういうニュアンスで書かれているけど、本当なのか? もしかしたら逆だったり、都合よく切り取られたりしてるだけなんじゃないか?」と。全てを鵜呑みにするんじゃなくて。
――もしご自分に関する記事が出たら、どう受け止めますか?
滝藤:僕の記事ですか? もし真実ならば、しょうがないですよね。でもそうじゃないなら…反論したくなるなぁ。
吉田:しますか?
滝藤:しないでしょうね。反論したらしたで、それがまたニュースになって…。そうならないように努力するしかないのかな? だいたい、そんな努力する必要あるのかな? 僕の場合、そんなこと意識したのは「半沢直樹」直後だけでしたよ。
――いまでは、もしも何かあれば一斉に飛びつきますよ(笑)!
滝藤:何かあればね。何もないもん。
吉田:うまくやっているから(笑)?
滝藤:違う(笑)! 家族がいるし、仕事しかないから! 結局、そこでリスクを冒してまで、仕事の運気を変えたくないんです。僕は自分のことが大好き人間だから(笑)。
――今回、お二人が演じたのは、同じ雑誌内でライバル関係にある定子と馬場という副編集長でした。お互い、これまで共演経験も多くて互いをよく知っていらっしゃるとは思いますが…。
吉田:実は、そんなに以前から何回も共演経験があるわけではないんですよね。しっかりとお芝居で絡めたのはこの映画とWOWOWの「コールドケース」くらい? ただ、もともと、舞台出身ということで、似たようなスタンスでこの世界を生きている仲間意識、同じニオイのする同族意識があるのかな?
滝藤:嬉しいですね。僕は勝手に“ライバル”だと思っているから(笑)。
吉田:そうなの?
滝藤:同じようにずっとやってきて「なんで売れないんだ?」って思ってた。自分のことも、羊さんのことも。だから『HERO』で羊さんがガツンと来たときは「ほら来た!」って(笑)。僕だけでなく、周りで見てきた俳優さんはみんなそう思ってたと思いますよ。
――お互いを「似ている」「同族」と思うのはどういった部分で…?
吉田:何でしょうね…どこかで「自分は何かを成し遂げられるかもしれない」って根拠のない自信を持っているところ…ありません?
滝藤:あります(笑)。あとは、ひたすら現場で腕を磨いてきたっていうところ。小さな役でもひとつひとつ、積み重ねてきた自負がある。一作一作が勝負なんです。映画『八日目の蝉』でも、羊さんはラストだけだったでしょ? でもあれ見て「やっぱりすげーな!」って思ったもん。
吉田:そういえば「傍聴マニア」もありましたね!
滝藤:検事と被告人の関係でしたね。
吉田:この時点で、私の中では『クライマーズ・ハイ』の印象があったんですよね。滝藤さんといえば、出る作品ごとに存在感を示していて、しかもいい作品ばっかり出てる! この人みたいになりたいなって憧れていました。「傍聴マニア」で共演したとき、私のアドリブにこれ以上ないっていうくらいのベストな返しをしてくださって、これだけ柔軟で、対応力があるからこそ求められているんだなって肌で感じました。
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