【特別映像】若き数学の天才を支えた夫婦愛が解禁!『奇蹟がくれた数式』
まるで境遇の違う、2人の天才の研究と友情を描いた『奇蹟がくれた数式』。このほど本作から、主人公の若き数学の天才、ラマヌジャン(デヴ・パテル)の渡英前、妻
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本作は、第一次世界大戦下のイギリスを舞台に、英国人数学者G・H・ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)と、インドの事務員ラマヌジャン(デヴ・パテル)という、生まれも境遇も全く違う2人の天才が出会い、かけがえのない友情と、歴史を変える数式を証明するまでを描いた実話。
届いた映像では、ラマヌジャンがハーディに招かれてイギリスに渡る前、妻と過ごすかけがえのない瞬間を捉えている。この場面は、ようやく定職を得たラマヌジャンが家族を呼び寄せた後、ラマヌジャンが妻・ジャナキ(デヴィカ・ビセ)に数学の魅力を語るひとコマ。
ジャナキは、夫が家に帰らず、研究に没頭する理由が分からず、数式がビッシリ書き込まれたノートを手に、「役に立つの?」と戸惑いの色を隠せない。ラマヌジャンはそんな彼女に、「君にはあんまり。でも僕にはすべてだ。もしかしてどこかにきっと理解する人がいる」と自分の信念を伝える。そして、そんな妻に、ラマヌジャンは砂や光の色、水の反射など、身近なものを例えに出しながら、分かりやすく数学の役割を語っていく。
「数学におけるパターンは信じられない形を見せる。とても美しい」と楽しそうに話すラマヌジャンを、愛おしそうに見つめる妻・ジャナキ。数学というものの存在の意味と、夫婦がお互いを想い合っていることが伝わってくる映像となっている。この後、2人は離れ離れになってしまうのだが、夫婦の揺るがない愛は、その後もラマヌジャンの大きな支えになっていくのだ。
この場面からも、パテル演じるラマヌジャンが人間味あふれるキャラクターであることが伝わってくるが、監督のマシュー・ブラウンは、『スラムドッグ$ミリオネア』など世界的に活躍するパテルをキャスティングした経緯について、「ラマヌジャンをいきいきと表現するために、観客がラマヌジャンを想像し、共感を得られるような人物が必要だった」と語る。そして、「デヴに最初に会った時から、生来のカリスマ、天賦の才能がスクリーンに飛び込むだろうと分かったんだ」と全幅の信頼を置いていたことを明かしている。
『奇蹟がくれた数式』は角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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