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【特別映像】ティルダ・スウィントン『胸騒ぎのシチリア』を語る…「これは女性の成長物語」

『フィクサー』でアカデミー賞を受賞したティルダ・スウィントンに、『グランド・ブダペスト・ホテル』のレイフ・ファインズ、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソン、『リリーのすべて』のマティアス・スーナールツが競演する『胸騒ぎのシチリア』

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『胸騒ぎのシチリア』 (C)2015 FRENESY FILM COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED
『胸騒ぎのシチリア』 (C)2015 FRENESY FILM COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED 全 9 枚
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『フィクサー』でアカデミー賞を受賞したティルダ・スウィントンに、『グランド・ブダペスト・ホテル』のレイフ・ファインズ、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソン、『リリーのすべて』のマティアス・スーナールツが競演する『胸騒ぎのシチリア』が、いよいよ11月19日(土)より公開となる。このほど、主演を務めたティルダが、本作のテーマに照らして自らの人生観を語るインタビュー映像がシネマカフェに到着した。

本作は、実際に多くのセレブたちに愛されるシチリアの美しい孤島を舞台に、喉の手術をしたシンガーのマリアンと、彼女をとりまく年下の恋人ポール(マティアス)、昔の男ハリー(レイフ)、昔の男の娘と名乗る謎の美女ペン(ダコタ)が、愛と欲望にかられ、嫉妬と誘惑の果てにあってはならない事件を巻き起こすという、ひと夏のヴァカンスを描いた物語。

今回到着したティルダのインタビュー映像では、自身の人生観も交えながら、心揺れる主人公の心情や本作の見どころ、21年間共に仕事をしてきた監督ルカ・グァダニーノとの映画製作について語っている。

ティルダが演じた主人公、世界的シンガーのマリアンは、声帯を手術した後で声が出しにくいという役柄で、主人公にしては極端にセリフが少ない。この設定はティルダから監督に提案したそうで、「言葉だけですべてを伝えようとする演技は好きじゃない。話せないと知りながら一緒にいて、沈黙に包まれるのは心地いいわ」と語る。その分、身ぶり手ぶりや視線、表情など、細やかな演技が求められたが、彼女は見事に体現してみせた。

そんな主人公の心情や置かれている状況を深く考えてから役に挑んだというティルダは、本作について「マリアンはこの旅で、人生の決断を下したの。誰しもが急な方向転換を迫られたり、新しい選択を試みたりするでしょ。その結果の積み重ねが人生よ」と語る。

「これはマリアンの成長の物語。彼女は、ある男を本当に愛しているのに、彼と一緒にいると、平穏な生活を送れないという葛藤を抱えているのよ。これって現実でもよくある話よね。歳をとれば思いどおりにいかないこともある」と、人生には方向転換をしなければならないときが必ずやってくることを語っている。マリアンは、この旅で、自分にとって必要な愛を大胆に選ぶことになるのだが…。

まさに酸いも甘いも経験してきた、ティルダという女性の人生観も垣間見えてくるインタビュー映像となっている。


『胸騒ぎのシチリア』は11月19日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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