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阿部寛、遣唐使・安倍仲麻呂に! 染谷将太主演『空海』に参戦

主演の染谷将太を始め、日本人を含んだアジアのスターが共演する、日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』。この度、新たなキャストとして阿部寛の出演が明らかになった…

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『空海―KU-KAI―』 (c)New Classics Media Corporation and Kadokawa Corporation 2016
『空海―KU-KAI―』 (c)New Classics Media Corporation and Kadokawa Corporation 2016 全 3 枚
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主演の染谷将太を始め、日本人を含んだアジアのスターが共演する、日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』。この度、新たなキャストとして阿部寛の出演が明らかになった。

日本の原作・中国のスタッフ、日中のキャスト、日中の映画会社が企画の原点から手を取り合い、日中合作映画の中でもエポックメイキングとなる製作体制で撮影が進行している本作。日本で行われた製作報告会見では、その会見をもって出演発表された松坂慶子、原作者・製作陣にあわせ、日中政府要人が出席し異例の製作エールを揃って表明するなど、すでに撮影段階より数々の話題と注目を集めている。

現在も中国にて長期間の撮影が行われている本作だが、今回新たに阿部さんが重要な役どころである安倍仲麻呂役として参加していることが判明! 近年では、主演のドラマ「下町ロケット」や映画『テルマエ・ロマエ』などで、中国でも人気を博す日本人俳優とされている阿部さん。監督もかねてより注目をしており、この機会にぜひという熱望を受けて、本作の出演へ至ったという。

阿部さんが演じる“安倍仲麻呂”は、奈良時代717年に遣唐使として入唐し、第9代皇帝である玄宗に仕え、司経局校書、左拾遺、左補闕など重要な職につき、李白、王維、儲光羲など唐詩人らとも交流したとされる人物。その後、日本に帰国する船が難破し帰国が適わず、中国に戻り、ベトナム、ハノイで任につき、亡くなるまで約50年間も中国で暮らし、結局日本に帰ることは適わなかった。本作では、同じく遣唐使となった空海が白楽天とともに謎の事件の核心に迫る中、期せずして安倍仲麻呂の足跡を辿ることになるという重要な役どころとして登場する。阿部さんは10月中旬より現場に合流し、すでに数シーンの撮影を済ませているという。

「スケールがすごく大きくて、俳優人生の中でもこんなスケールの作品に出演するのは初めて」と参加した感想を語る阿部さん。また、「セットの凄さ、エキストラの凄さ、監督がそれをまとめあげる凄さ。そして、凄くこだわって1日ワンカットしか撮れない日もありますが、そのような撮影をしているチェン・カイコー監督を尊敬しています」と驚きの連続だと話す。さらに、「今回中国に来て、私は安倍仲麻呂を演じさせていただいて、染谷くんは空海を演じていますが、1300年前の2人に敬意を称するとともに、幸せなことだと思い一生懸命頑張ります」と意気込んでいる。

『空海―KU-KAI―』は2018年、全国にて公開予定。

《シネマカフェ編集部》

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