【特別映像】『ドクター・ストレンジ』のカンバーバッチ、アベンジャーズを“上から目線”で診断
ベネディクト・カンバーバッチがマーベルの最新ヒーローを演じ、あの『アイアンマン』を超えてマーベル・スタジオの単独ヒーロー第1弾作品として史上最高のヒットを記録中の『ドクター・ストレンジ』。このほど、本作で天才外科医を演じるストレンジことカンバーバッチ
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英国の大人気俳優カンバーバッチを主演に、かつてない史上最もミステリアスなヒーローの孤独な戦いと、想像を遥かに超える圧倒的な映像革命で早くも注目を集めている本作。すでに世界興収は6億ドルを突破、手厳しい評価で有名な批評サイト「Rotten Tomatoes」では、91%の高評価(12月2日時点)を獲得している。
そんな本作から今回解禁となった映像は、傲慢な天才外科医であるストレンジが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で決裂したアベンジャーズたちの戦いを上から目線で次々と診断してゆく、というもの。
キャプテン・アメリカの盾でやられた兵士には「聴覚の喪失。ついでに威厳も失ったな」と辛らつなひと言を放ったり、ブラックパンサーに攻撃されたバッキーに対しては、「ただのかすり傷だ。ただ、狂犬病の検査を薦める」などと皮肉なジョークを交えたりする場面も。
“ヒーローでありながら傲慢な天才外科医”というドクター・ストレンジは、8,000ものキャラクターを有するマーベルの中でも、かなり異色のキャラクター。実はカンバーバッチは、そんなストレンジの外科医としての顔を演じるために、有名な神経外科医から仕事のイロハを学んだという。「僕はとても高名な神経外科医のウィリアム・ハークネス博士からアドバイスをもらったんだ。彼は脳について、手術について、手術前の手洗いの仕方まであらゆることを教えてくれたんだ」と明かす。さらには医学的な書籍も読破し、それらが役作りにとても役立ったという。そのような役作りもあってか、劇中で手術の腕をふるう場面は、“天才外科医”として説得力のあるシーンともなっている。
そんな“神の手”と呼ばれる手術の技で多くの人々を救ってきたドクター・ストレンジが、唯一救えないと匙を投げた人物が、本映像のラストで明らかにされる。『シビル・ウォー』において「友は裏切れない」と語るキャプテン・アメリカに対し、「私も友だろ?」と答えるアイアンマンに、「申し訳ないが、この心の傷を治す方法はないよ」と診断。彼ほどの天才外科医でも、友と仲違いしたアイアンマンの心の傷は専門外。「気晴らしを薦めるよ」として「強烈なビジュアルでオールスター・キャストで不可能に挑むヒーローの映画とか」との“提案”も行ってはいるが…。
同じ正義をめざしながらも、『シビル・ウォー』で決定的な仲間割れになってしまったアベンジャーズたち。天才的な医師の目から見ても、彼らの溝はそれほどまでに深いのか? そして『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(原題)への登場が明かされ、今後のマーベル作品に大きく関わってくるドクター・ストレンジは、いかにヒーローたちの傷を癒してゆくのだろうか、期待して待ちたい。
『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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