『メリー・ポピンズ』オリジナル作のディック・ヴァン・ダイク、『リターンズ』へも出演へ
ディック・ヴァン・ダイク(91)が『メリー・ポピンズ・リターンズ』に出演することが分かった。
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1964年公開のオリジナル作品ではメリーの親友バート役を演じていたディックが再びこの続編に戻ってくることが決定し、すでに発表されている出演陣に感激しているとコメントした。「この作品は(オリジナル作品から)20年後の世界が舞台で、子どもたちも成長しているんだ」「最高の出演陣だよね。メリル・ストリープ、アンジェラ・ランズベリー、ミュージカル『ハミルトン』の彼(リン・マニュエル・ミランダ)」。
そんなディックは俳優業から引退することは微塵も考えていないといい、その理由は引退をして静かな生活をしてしまうと早く年をとってしまいそうだからだと続ける。「最悪なことだと思うんだ」「引退したとたんに年をとってしまう人は結構いるからね。忙しくしているべきだと思うんだ」。
ジュリー・アンドリュースがメインキャラクターを演じたオリジナル作品の主題歌を初めて聴いたとき、あの作品に出演しなければならないと思ったというディックは「The Hollywood Reporter」のインタビューに「最初からあの作品には魂を感じていたんだ」「ウォルト(ディズニー)が僕を呼んでくれて、そして主題歌を聴いて壁に貼られたストーリー展開の概要を見たとき、僕はこの作品に出演しなくちゃって思ったよ」と語った。
新作『メリー・ポピンズ・リターンズ』ではエミリー・ブランドが主役メリー・ポピンズを演じることになっており、エミリー・モーティマーがジェーン・バンクス、ベン・ウィショーがマイケル・バンクスを演じる。
アメリカ出身のディックはオリジナル作品でロンドンのアクセントを使って話すようにしたものの、それがあまり上手ではなかったことを当時誰も教えてくれなかったと最近別のインタビューの中で語っていた。「僕のコックニーアクセントはもっと練習が必要だってことを当時誰か僕に言うべきだったと思うよ。『メリー・ポピンズ』の出演者はほとんどイギリス人だったのに、誰もなにも言わなかったんだ」「僕のアイルランド人のコーチは僕なんかよりももっとましなコックニーアクセントだったよ。何年か経ったあとに僕はジュリーに『なんで教えてくれなかったの?』って聞いたら彼女は僕が一生懸命がんばっていたから言えなかったって、言ったんだ」。
(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》
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