エル・ファニングvsアビー・リー、「あの子には負けたくない」緊迫のオーディション解禁
2016年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、賛否両論を巻き起こしたニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作『ネオン・デーモン』。このほど、エル・ファニングとアビー・リー演じるモデル同士が、「あの子には負けたくない」とばかりに
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2012年、世界に最上級の興奮をもたらした『ドライヴ』のレフン監督の最新作となる本作は、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望を、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像で描いた衝撃のサスペンス。『マレフィセント』のオーロラ姫として透明感あふれる愛らしさで人気となったエルが、ファッション業界に染まり、純真な少女からダークサイドに目覚めていく新人モデルを鮮烈に演じている。
そんな中、解禁となったのは、美女同士が意地とプライドと魂をぶつけ合う世にも恐ろしい(!?)本編映像。モデルになるためロサンゼルスへとやってきたジェシー(エル・ファニング)は、トップデザイナー・ロバート(アレッサンドロ・ニヴォラ)のショーを飾るモデルのオーディションに参加する。ロバートは、同じくオーディションに参加していたベテラン美女モデルのサラ(アビー・リー)には目もくれず、ひと目でジェシーの美しさに圧倒され虜になってしまう。自分を差し置いて、目の前で新人のジェシーが選ばれたことで掻き乱れるサラの感情。嫉妬と憎悪をむき出しにする、その表情の変化にはゾッとさせられる。
この緊迫のシーンについて、先日行った電話インタビューで「このシーンが一番好きだ」と語っていたエル。「ある意味、この映画の言わんとしていることを凝縮しているようなシーンだから。ランウェイを歩いたことはなかったから、スーパーモデルのアビー・リーにランウェイの歩き方を教えてもらったの。腕は動かさない、足は交差して歩くとか」と撮影中をふり返って語る。劇中ではライバル同士だが、アビー・リーやベラ・ヒースコート(ジジ役)、ジェナ・マローン(ルビー役)との共演に、「彼女たちが私に意地悪をしなくちゃいけないシーンでも、笑い声が絶えないような現場で本当に楽しかったわ!」と明かしており、役どころとは裏腹に仲の良さを感じさせた。
今回たっぷりと約3分間も解禁された映像では、無言で闘志むき出しの女同士にドキドキさせられるが、劇中ではさらに常軌を逸した女の怖さを目の当たりにすることに…。まずは、エル演じるジェシーのオーディション風景をここから覗いてみて。
『ネオン・デーモン』はTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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