『君の名は。』大ヒット記念!『言の葉の庭』など新海誠作品を一挙放送
日本映画史上歴代2位となる大記録を打ち立てた『君の名は。』。テレビ朝日とAbemaTVでは、本作の大ヒットロングランおよび、世界公開成功を記念
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2016年8月26日に劇場公開以来、26週で興行収入243億円を突破(2017年2月20日現在・興行通信社調べ)、全世界でも大ヒット公開中の本作。風景描写の緻密さや美しさ、すれ違う男女の物語を題材に、リアリティのある心情を描写することで定評のある新海監督の、社会現象にまでなった『君の名は。』へと繋がる代表作品を一挙に特集する。
第1弾は、前作となる2013年公開『言の葉の庭』。新海監督が原作・脚本・監督を手がけた男子高校生・タカオと年上の女性・ユキノの淡い恋の物語。ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭「長編アニメーション部門グランプリ」を受賞した。
靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま、雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。6月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨が明けようとしていた――。
続く第2弾は、2007年公開『秒速5センチメートル』。ひとりの少年を軸に、『桜花抄』『コスモナウト』、そして表題作『秒速5センチメートル』の3本の連作アニメーションからなる作品。新海監督の作品の中でも根強いファンの多い人気作であり、アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」、イタリアのフューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」を受賞するなど、内外でも高い評価を受けた。
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。2人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く。『桜花抄』では貴樹と明里の再会の日を、『コスモナウト』ではその後の貴樹を別の人物の視点から描き、そして彼らの魂の彷徨を切り取った『秒速5センチメートル』へと連なっていく。
さらに、無料のインターネットテレビ局「AbemaTV」の「アニメ24チャンネル」では、3月4日(土)に新海監督初の長編作品『雲のむこう、約束の場所』(2004年公開)、『言の葉の庭』、3月18日(土)には『星を追う子ども』(2011年公開)、『秒速5センチメートル』の計4作品を一挙放送。この機会に、“新海ワールド”の神髄を堪能してみては?
「新海誠 特集」第1弾『言の葉の庭』は3月3日(金)深夜3時25分~、第2弾『秒速5センチメートル』は3月17日(金)深夜3時25分~テレビ朝日にて放送。
『雲のむこう、約束の場所』『言の葉の庭』は3月4日(土)14時~/深夜1時~、『星を追う子ども』『秒速5センチメートル』は3月18日(土)14時/深夜1時~AbemaTV「アニメ24チャンネル」にて放送。
《シネマカフェ編集部》
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