田中敦子ら「攻殻機動隊」声優陣、ハリウッド実写版で“同役”吹替決定!
スカーレット・ヨハンソンが主演を務め、日本からもビートたけしが参加する『ゴースト・イン・ザ・シェル』。
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脳以外が全身義体である世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)が、上司の荒巻(ビートたけし)やバトー(ピルー・アスベック)らエリート捜査組織・公安9課の面々とともに、脳をハックする脅威のサイバーテロリストとの戦いに身を投じていく本作。捜査を進めるうちに、自分の記憶は操作されており、自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと気づく少佐。本当の自分は誰なのか? 隠された驚愕の過去とはいったい? 果たして、少佐は犯人を突き止め、世界を守ることはできるのか…?
日本発のSFの金字塔「攻殻機動隊」を、ハリウッドで実写映画化する本作。昨年11月に行われた東京発の全世界へ向けた特大規模のローンチイベントでは、主演のスカーレットが、ルパート・サンダース監督と共に緊急来日、そしてたけしさんも登壇し、公の場で初めて作品について語られる様子は全世界で注目を集めた。さらに、イベントにあわせて全世界同時解禁された予告映像は、現在全世界で2億回以上の再生回数を記録するなど大きな盛り上がりを見せ、さらに期待がさらに高まっている。
そんな中、4月の日本公開に先駆け、押井監督映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の集結から22年、その続編にあたる『イノセンス』や神山健治のTVアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」などで声優を努めた、田中敦子(草薙素子役/※ハリウッド版においては“少佐“役)、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)が『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』から6年ぶりに同役で吹き替えを務めることが決定。すでに公開されている日本版の予告映像では、タイトルコールを田中さんと山寺さんが担当しており、正式発表はないものの、ファンの間では密かに話題に。なお、日本で生まれた漫画やライトノベル、小説などを原作とし、ハリウッドで実写映画化されてきた作品の中で、アニメーション作品で声優を務めたキャストがハリウッド作品の実写映画においても同じ役で吹き替えを務めるということは、史上初の試みとなっている。
今回同メンバーが再集結したことについてキャスト陣は、「目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした」(田中さん)、「久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました」(大塚さん)、「ほかのメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました」(山寺さん)とそれぞれアフレコの様子をふり返る。
また大塚さんは、「アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、制作の方々の原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、嬉しかった」と作品について明かし、田中さんも「公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています」と思いを述べた。そして、押井監督も期待は高まっているようで、「皆さんプロですから、不安はありませんし、楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です」とコメントを寄せている。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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