スカヨハ“少佐”の光学迷彩ファイト映像到着!「攻殻」実写化の本気度がここに
先週末4月7日(金)より、全国362館、611スクリーンにて封切られた『ゴースト・イン・ザ・シェル』。公開3日間で動員233,329人でランキング第3位、興行収入は3億6716万4600円を記録し週末ランキング第2位を
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公開初日から劇場に足を運んだ人たちからは、「正直期待していなかった。でもめっちゃよかったw」「攻殻は押井監督の『ゴースト~('95)』が一番好きだから不安もあったけど、作品への愛をバシバシ感じた素晴らしかった……ありがとう……」といった原作ファンをも唸らせるコメントがSNS上で相次ぎ、また、吹き替え版にも「これは良い実写化 吹替が最高過ぎる」「吹替最高かよ!!!」と特に絶賛の声が上がっている。
そんな本作から解禁となったのは、「攻殻機動隊」シリーズが描く近未来の世界観を象徴する名シーンとして名高く、オリジナルでも人気の高いアクションシーンの本編映像。レインコートを着た男が駆け抜けてきた先は、サイバーパンクを象徴するようなネオン煌めく近未来都市が奥に広がる用水地。不穏な気配を感じ取った男が銃を乱射するも、手ごたえはなく、次の瞬間、光学迷彩で景色と完全に同化した少佐(スカーレット・ヨハンソン)が男を一蹴。姿を現してもなお、無類の強さを発揮し、ついにはノックアウトさせている。
スカーレットの体当たり演技はもちろんのこと、あまりにも見事な映像技術で再現された少佐の光学迷彩シーンをデザインしたのは、ニュージーランドに拠点を置きVFXの最先端を行く「WETAワークショップ」。『ホビット』シリーズ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなど手がけたことでも知られている。
この世界的に有名なデザイン・特殊メイク工房でクリエイティブ・ディレクターを務めるサー・リチャード・テイラーは、本作の話を聞いたときのことをふり返り、「アーティストとして、ファンとして、私たちはこのプロジェクトに参加せずにはいられなかったよ。原作は私たちWETAのみんなにとって大きなインスピレーションをもたらしてきた作品だし、そのキャラクターたちをアニメから取り出して、実写映画用の生きて動くキャラクターに作り上げるなんて機会は、想像もつかないほどのチャンスだったんだ!」と、いまも興奮冷めやらぬ様子でコメント。
その映像表現に定評があり、もともと「攻殻機動隊」シリーズの大ファンだと公言しているルパート・サンダース監督も、オリジナルへの愛があふれるこの場面を満足いくまで描けたのは、テイラーのおかげであると賛辞を贈る。「サー・リチャード・テイラーはテクノロジー、科学、そしてアートを横断できる数少ない映画製作者のひとりだよ。私は軽々しくこの言葉は使わないが、やはり彼は天才だ。志を同じくし、アーティスティックで、科学的で、才能にあふれた彼とそのチームに本当に参加して欲しかったんだ」。
このシーンを筆頭に、ハリウッドが誇る超一線級のスタッフ陣による原作への大いなる愛とリスペクトが込められ、スカーレットをはじめとする俳優陣の熱演によって進化を見せつけた本作を、劇場でも確かめてみて。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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