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【インタビュー】川栄李奈、綾野剛らの演技に刺激を受けて…「自分も近づきたい」

女優という肩書が、すでに板に付いてきた。川栄李奈は所属していた「AKB48」を2015年に卒業以降、舞台「AZUMI」シリーズ、NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、映画『デスノート Light up the NEW world』と次々に出演作を重ね、演技者としての顔をお茶の間に広めた

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川栄李奈/「フランケンシュタインの恋」
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女優という肩書が、すでに板に付いてきた。川栄李奈は所属していた「AKB48」を2015年に卒業以降、舞台「AZUMI」シリーズ、NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、映画『デスノート Light up the NEW world』と次々に出演作を重ね、演技者としての顔をお茶の間に広めた。最新出演作は、綾野剛主演のドラマ「フランケンシュタインの恋」で、綾野さんを含めた恋の四角関係に陥ってしまう悩ましい役。撮影初日の川栄さんを直撃し、現場での緊張と興奮を届けてもらった。

「フランケンシュタインの恋」は、120年もの間、人間から身をひそめて生きてきた怪物(綾野剛)が、女子大生の津軽継実(二階堂ふみ)に出会い、恋に落ちるラブストーリー。川栄さんが演じるのは、怪物がやっかいになる稲庭工務店で働く室園美琴。元ヤンキーというキャラクターなので、ちょっと口は悪いものの、柳楽優弥が扮する稲庭聖哉にひそかに思いを寄せているという、女子っぽい一面も光る役どころだ。

「口の悪い役はよくやらせてもらうんですけど(笑)、監督には“とにかく明るくね”と言われました。台本からイメージした自分の中のヤンキーは、そんなに明るくなかったので、すごく難しいです」と、初日ゆえの手探りで役をつかんでいることを語った。普段、バラエティ番組などの飾らないイメージから、明るい印象を持たれる川栄さんだが、実際は「テレビと違っておとなしいって言われます。もともと自分の性格が明るくないので、テンションを高くするのが結構大変です」と言う。言葉の内容とは裏腹にニコニコと話す姿は、難しい役へのやり甲斐を感じている様子にもとれた。

この日、初めて見たという綾野さんの怪物っぷりについては、「本当に完璧で、すごいと思いました。すでにもう怪物ぽくって、表情がすごく新鮮な感じがしました」と、その役作りに太鼓判を押す。そして、怪物に淡い恋心を抱くことになるヒロイン・津軽についても、「気持ちが分かります! 何も知らない人に1から教えることを経験していたら、恋しちゃうんじゃないかなって」と賛同する。ちなみに、川栄さん自身のタイプを聞けば、「面白い人!」と即答。だから、面白くないと思った男性には「面白くないね~と普通に言っちゃいます(笑)」と、魅惑の微笑みで惑わせてくれる。

本作には、綾野さんのほかにも、若き実力派の二階堂さんや柳楽さんなどが脇を固める。脂の乗った俳優陣に囲まれることを「光栄です」と表現しながらも、「逆に…ちょっと申し訳なくなるんです」と声のトーンをやや落とした川栄さん。「台本(の登場人物)を見て、“こんなすごい人たちの中に何で私がいるんだろう”って思っちゃうんです。だから、頑張らないと、って。現場ではしっかりしている風にしているんですけど、家ではナイーブです」と本音をチラリと明かした。しかし、「私は、すごく自然体なお芝居をする人が好きなんです。限りなく自分も近づきたいと思っています。ドラマの撮影期間は長いので、皆さんのことをたくさん観察していきたいです」と、心地良い刺激を糧にすることを誓っていた。

最後に、気合い十分の川栄さんに連続ドラマならではの魅力を聞いてみた。「連ドラって、1話の放送のときに、まだ3話とかを撮っているじゃないですか。だから、自分でOAを見て演技を改善できるんです。映画とかは1年前に撮っているので、“もっとこうしておけば”と思ってもどうにもできないんですけど、ドラマは次に生かせるから、そこがすごくいいところだと思います」。

「フランケンシュタインの恋」は4月23日(日)22時より日本テレビ系列にて放送開始。

《text:Kyoko Akayama》

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