トム・フォード監督最新作、邦題が『ノクターナル・アニマルズ』に決定
「本年度アカデミー賞(R)」助演男優賞ノミネート、「第74回ゴールデングローブ賞」助演男優賞受賞ほか、様々な映画賞を受賞したトム・フォード監督の最新作『Nocturnal Animals』(原題)が、『ノクターナル・アニマルズ』の邦題で秋に日本公開されることが決定した。
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
スーザン(エイミー・アダムス)は、夫と共に経済的には恵まれながらも、心は満たされない生活を送っていた。ある週末、何年も連絡を取っていなかった元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)が書いた小説「夜の獣たち(Noctural animals)」が送られてくる。彼女に捧げられたその小説は、暴力的で衝撃的な内容だった。「夜の獣たち」に感銘を受けたスーザンは、エドワードと過ごした日々を思い出す。自分が送ろうとしていた生活、エドワードにした仕打ち、現在の心を失う時間…。そして、エドワードと再度会うことを決意するのだった――。
オースティン・ライトの「ミステリ原稿」を原作に、ファッションの世界ですでに確固たる地位を築き、デビュー作『シングルマン』も高く評価されたフォード監督が映画化。本作では、愛と残酷さ、復讐と償いのきわどい境界線で揺れ動く心を描きだしている。
主演を務めるのは、『魔法にかけられて』『ザ・マスター』『メッセージ』のエイミー・アダムスと、『デイ・アフター・トゥモロー』『プリズナーズ』や、6月配信予定の巨匠ポン・ジュノ監督とブラッド・ピットの製作会社プランBが組んで制作したNetflixオリジナル映画『オクジャ』に出演するジェイク・ギレンホール。2人はお互いについて、さらに自分自身についての暗い真実を発見する、離婚した夫婦を演じている。そのほかマイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン、アイラ・フィッシャー、アンドレア・ライズブロー、マイケル・シーンらが出演している。
また本作は、マイケル・シャノンが第89回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたほか、 アーロン=テイラー・ジョンソンが第74回ゴールデングローブ賞助演男優賞、第73回ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリ、マイケル・シャノンが第20回ラスベガス映画批評家協会賞 助演男優賞、トム・フォードが脚色賞、エイミー・アダムスが第58回サン・ジョルディ賞外国映画部門主演女優賞など様々な賞を受賞している。
『ノクターナル・アニマルズ』は今秋、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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