櫻井翔が“校長先生”に! 共演に蒼井優&多部未華子「先に生まれただけの僕」
「嵐」の櫻井翔が、10月期放送の新土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」で主演を務めることが決定。
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とある民間企業が経営する、「不採算部門」とされた私立高校があった。偏差値は中の下、スポーツが優れているわけでもない。 第一、第二志望校に落ちた生徒が入る、“定員割れギリギリ”校だ。この学校の経営を立て直すため、校長として送り込まれた一人の男、大手総合商社・樫松物産で働くエリート商社マン・鳴海涼介35歳。教育現場を全く知らない彼は、突然の「校長」という立場と、これまでのビジネスの常識とはかけ離れた「学校」という現場の実態に困惑する。
一方、彼を校長として迎えることとなった現職の教師たちは、「この若造に何ができる!」と当然反発。かといって、彼らとて熱い教育理念で信念を通し続けているわけでもない。挫折と諦観でいまの教育現場に冷え切っている輩ばかり。果たして、この学校を立て直すことはできるのか? そして、鳴海の運命は…?
主演の櫻井さんが演じるのは、総合商社・樫松物産の営業として活躍し、出世を目前にしたある日、会社が経営する京明館高校に「校長」として出向を命じられる主人公・鳴海涼介。突然の辞令に戸惑い、困惑するも、「学校を黒字化するにはまずコスト削減。そして受験生をたくさん集めること。そのためには在校生の レベルを上げなければならない。ということは、教師たちの意識を変えなくてはならない」と結論を出す。しかし、現職の教師たちは誰も鳴海の言葉に耳を傾けてくれず、ストレスは溜まるばかり…といった役どころ。
今回、連続ドラマ主演は4年半ぶり、日本テレビでは実に8年半ぶりとなる櫻井さんは、「久々の連続ドラマ。 商社マンであり校長先生という未だかつてない役柄と共に、自分自身も成長出来たらと思います」と意気込み、「対上司。対教員。対生徒。様々な組織や人間関係とどう向き合い、どう改革していくのか。スーパーマンではない主人公、鳴海がもがく姿をご覧頂きたいと思います」とコメント。
そして、本作のヒロインであり京明館高校で特進クラス2年3組を担任する、現代社会教師・真柴ちひろ役に蒼井さん、鳴海の恋人で自身も樫松物産社員である松原聡子役に多部さんが決定。さらに、脚本は「HERO」「海猿」「ガリレオ」の福田靖、監督は「Mother」「ゆとりですがなにか」の水田伸生と制作陣も豪華な顔ぶれが集結した。
蒼井さん演じるちひろは、鳴海の言動に最初は誰よりも反発するも、やがて鳴海なりの学校改革や鳴海が生徒たちに語る言葉に、自分も変わらなければと思い始めるという役どころ。蒼井さんは、「校長と先生たち、先生同士、教職員と生徒たち、学校と企業など様々な対立から生まれるエネルギーが物語を推し進めて行くので、色々な温度のエネルギーを大切に楽しめたら」とコメント。また、結婚も考えていたが、次第に価値観の違いを感じていく鳴海の恋人・聡子役を演じる多部さんは、「いままでに演じたことのない、結婚適齢期の女性らしい女性なので頑張りたい」と意気込みを見せた。
主演の櫻井さんについては、「以前映画でご一緒しましたが、尊敬する主演の方のお一人です。穏やかでいて、クレバーな櫻井さんが真ん中にいてくださると思うだけで、頼もしいです」(蒼井さん)、「10年ぶりに一緒にお芝居させていただきます。関係性も以前とは違いますし、2人でどんなシーンを作れるのかいまから楽しみです」(多部さん)とそれぞれ印象を語る。そして、今回初共演となる蒼井さんと多部さんも、「2005年に映画館でHINOKIOのチラシで心を奪われて以来、 念願の初共演です。とても楽しみです」(蒼井さん)、「とても尊敬している先輩ですので、今回ご一緒できること、とても嬉しいです」(多部さん)と共演を楽しみにしていると話している。
「先に生まれただけの僕」は10月より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送予定。
《シネマカフェ編集部》
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