シャーリーズ・セロン、「やりたい放題やる」『ワイスピ』初の女性悪役を語る
現地時間4月14日に全米で公開され、同時に公開された63カ国/地域も含む全世界で、5億3198万ドル超えという驚愕の成績で全世界歴代オープニング記録を塗りかえ、現在7億ドルを優に超える世界的ヒットとなっている
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『ワイスピ』シリーズ初の女性の悪役としてシャーリーズが演じるのは、凄腕ハッカーのサイファー。本作では、誰より何より“ファミリー”を大切にしてきたドムことドミニク(ヴィン・ディーゼル)のまさかの裏切りが描かれることが話題となっているが、その原因となるのが、このサイファーの存在だ。
シャーリーズ自身も「悪人なのにどこかカッコいい」と語るように、タイトなブラックスーツにドレッドヘアという外見はもちろんのこと、自分の欲望のままミッションを遂行していくさまはクールそのもの。続けて、「彼女は颯爽と登場し、やりたい放題やる」と説明するように、街中の車を“ゾンビ化”したり、ドミニクなきファミリーのアジトに突然押し入り、レティ(ミシェル・ロドリゲス)の前でドミニクにキスするなど、次々と驚きの行動をとるサイファー。「ドムは自分の中のルールを決して曲げない。だからこそサイファーが目をつけた。本作での彼女の行動はシリーズの基礎を根底から覆すものよ」と明かすも、果たしてドミニクたちファミリーは“シリーズ史上最も凶悪な悪役”となる彼女に勝つことはできるのか…?
本作のプロデューサーのニール・H・モリッツは、悪役を魅力的な女性にすることは常にアイディアとしてあり、シャーリーズには以前から注目していたという。「彼女とはシリーズへの出演について何年も前から話をしていたし、今回彼女が演じるキャラクターのアイディアがまとまったところで出演を持ちかけた」と出演の経緯を明かす。それを受けたシャーリーズが、「最も優れたシリーズ作の1つである本作で重要な役を演じられるだけでなく、シリーズ初の女性の悪役だなんて、本当に光栄だわ」と語るように、これまで築き上げられてきた『ワイルド・スピード』の世界観の根底の部分が大きく覆されることを理解していたという。
「サイファーは本物の悪党よ。彼女は本当に強欲な人間で、その強欲さが彼女の性質を大いに物語っている。俳優として、予想外の方法で欲しいものを何でも手に入れるキャラクターを演じるのは素晴らしい経験だった」と語るように、シャーリーズにとっても、世界で最も愛されている人気シリーズへの出演はエキサイティングなことだったよう。「生き生きとしていて、普通とは違う感じの何かを作り上げられたと思う」と役作りに自信をのぞかせる彼女は、サイファーの見どころについて「欲しい物は手に入れる彼女を見て楽しんでほしい」とコメントを寄せている。
究極の黒幕にして伝説のハッカー、サイファーの戦略は脅威的で、その冷淡で計算しつくされた陰謀に、観客は驚愕するに違いない。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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