そこで、憧れのブランドも数々登場する、ファッショニスタがチェックすべき最新作3作品をご紹介!
■クリステン・スチュワート×シャネル全面協力
『パーソナル・ショッパー』(5月12日公開)
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セレブの買い物を代行するパーソナル・ショッパーとして働く女性のアイデンティティの危機を描いた心理サスペンス。双子の兄の死のショックから立ち直れない主人公モウリーン(クリステン・スチュワート)の元に、ある日謎のメールが送られてくる。そのメールをきっかけに、“別人になってしまいたい”という秘めた欲望の扉を開けてしまったモウリーンは…。
クリステンは「シャネル(CHANEL)」が衣装協力したドレスを颯爽と着こなす一方、ストリート・カジュアル風のジェンダーレスな普段着姿もさりげなく披露し、等身大のファッション・アイコンとしての存在感を放つ。本編の撮影は、「シャネル」が本店を構える最先端ストリート、パリ・カンボン通りでも敢行され、「カルティエ(Cartier)」「クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」などのハイブランドショップが続々登場し、ショッピング気分も味わえる。オリヴィエ・アサイヤス監督は本作で、2016年カンヌ国際映画祭・監督賞を受賞している。
■“プラダを着た悪魔”×トップブランド『メットガラ ドレスをまとった美術館』(公開中)
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NYメトロポリタン美術館が毎年開催するファッションの祭典「メットガラ」の裏側を描いたドキュメンタリー。1946年にスタートし、一流メゾンによるオートクチュールの数々、豪華セレブリティたちが集うガラパーティは、ファッション界のアカデミー賞と称されている。本作では、映画『プラダを着た悪魔』のモデルとして知られる米「VOGUE」誌編集長アナ・ウィンターと企画展示を担当したキュレーターのアンドリュー・ボルトンの2人を中心に、2015年の「メットガラ」開催に向けた8か月にわたる準備、そしてガラ当日の模様に迫っていく。さらにジョン・ガリアーノ、ジャン・ポール・ゴルチエ、カール・ラガーフェルドなどトップデザイナーたちのインタビューも見逃せない。
■2人のファッショニスタ×ウディ・アレン『カフェ・ソサエティ』(5月5日公開)
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ウディ・アレン監督が1930年代のハリウッド黄金時代を舞台に描いたロマンティックコメディ。映画業界で働くことを夢見るニューヨーク生まれの青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、大物エージェントの叔父フィルの秘書であるヴォニーに恋してしまう。そんな主人公をめぐる2人の美女を演じるのは、クリステンと「ゴシップガール」のブレイク・ライヴリーというゴージャスさ! クリステンの着こなす秘書らしい清楚スタイルや、クリステン&ブレイクのパーティー・シーンの華麗な30’sドレス・スタイル、スターを彩る豪華ジュエリーなど、必見ポイントは多数。
あなたは、どの映画に酔いしれる?