【特別映像】マイルズ・テラー、頭の装置に耐えながらトレーニング! 『ビニー/信じる男』
セッション』『ファンタスティック・フォー』のマイルズ・テラーが、実在する伝説のボクサー、ビニ
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アメリカ、ロードアイランド州プロビデンス。自惚れ屋のビニー・パジェンサは、世界ジュニアミドル級のチャンピオンだ。ある日、交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負い、その痛々しい姿に誰もがビニーの選手生命は絶たれたと思い、周囲の人間たちは離れていく…。だが、ビニーは諦めていなかった。彼は命を懸けトレーナーのケビンと共に、どん底から王座奪還を目指す――。
世界のスポーツ史上類をみない超人的なカムバックを目指したボクシングの元世界チャンピオン、ビニー・パジェンサの感動の実話を、アカデミー賞監督の巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮、『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガーが脚本・監督、さらに『アメリカン・ビューティー』『世界にひとつのプレイブック』のブルース・コーエンがプロデューサーを務め映画化。伝説のボクサー、ビニー・パジェンサ役をマイルズが熱演するほか、伝説のトレーナー、ケビン・ルーニー役をアーロン・エッカート。さらに、ケイティ・セイガル、キアラン・ハインズ、テッド・レヴィンらが出演している。
本作では、世界ジュニアミドル級のチャンピオンとなったビニーだが、その試合の直後、交通事故で首を骨折する瀕死の重傷を負ってしまう。彼の選手生命は絶たたれてしまったと誰もが思う中、自らのボクサーへの復帰を信じるビニーはリスクの高い脊椎固定手術を受け、半年間も頭の周りに金属の装具“ハロ”を付けることを選択した。そしてこのほど到着したのは、そんなビニーが事故後初めてのトレーニングを再開するシーンだ。頭に付けている“ハロ”に触れると激痛が走るため、注意深くたどたどしい動きでバーベル上げに挑戦するビニーの姿が映し出される。歩けるようになることですら奇跡の中、誰も彼の再起を信じなくても、自分を信じて諦めなかったビニー。無謀なトレーニングに手に汗握る映像となっている。
映画の第2幕の撮影中では、ほとんど一日中この厄介な“ハロ”を装着して撮影していたマイルズは、「“ハロ”をつけると頭痛がするんだけど、それを1日中付けなきゃいけなかったんだ。とんでもないことさ、頭にドリルで穴を空けて、あれを取り付けるって想像してみてよ」と撮影時の苦労を明かす。また、実際のビニー本人も「よくこんな状態でトレーニングしていたなと。頭蓋骨に穴を空けて、折れた首を体に付けた装具の先端にネジで固定しているけど、体に当たっちゃいけないんだ。どう見たって、かなりヤバイだろ」と当時をふり返っている。
『ビニー/信じる男』は7月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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