米倉涼子、「シカゴ」ニューヨーク公演に向け気合十分「最後と思ってやっている」
米倉涼子が2012年以来となるニューヨーク・ブロードウェイでのミュージカルに挑む「シカゴ」の都内スタジオでの稽古の模様が5月18日(木)…
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ニューヨーク・ブロードウェイでの初演から昨年11月で20年を迎えた「シカゴ」。愛人を殺害し、服役したロキシーがマスコミや世論を巧みに味方につけつつ、スターとなっていくさまを描く。米倉さんは2008年に本作の日本公演に参加し、2012年にはブロードウェイデビューを飾った。今回、ニューヨーク公演に加え、8月には日本での公演も行われる。
この日は、一躍スターダムに上り詰めたロキシーが、自らの過去と夢を語りつつ、喜びを歌いあげる「Roxie」、自らの妊娠をマスコミに宣言し、メディアの寵児として(想像上の)赤ちゃんとのデュエットで歌う「Me and My Baby」、そして本編最後の楽曲で、いまを生きる女性の喜びを力強く歌う「Noadays-Hot Honey Rag」を披露した。
前回のブロードウェイ公演から5年の歳月で落ちた筋肉を、今回のためにもう一度、鍛え直したという米倉さん。「足とお尻も大きくなって(笑)、舞台の練習をしていると『生きてるな』という感覚があって、貴重な時間です」と充実した表情を見せる。
2012年以来となるニューヨークの舞台に向けて「5年前は、あそこに立った時点で『日本人、アジア人としてここに立てたのはすごいこと』と言われて嬉しかったんですが、今回は初めてではないので『変わらないね』じゃなく、5年分の歳はとっているけど(苦笑)、その経験をパフォーマンスに生かせていると思ってもらえるようにしたい」と意気込む。
日本を離れての“アウェー”での戦いとなるが「ミュージカルをやるってこと自体が私にとってはアウェー(笑)。宝くじに当たったような特別な感じで、『シカゴ』に携われていることは、本当にすごいこと」と余計なプレッシャーは感じていないよう。
8月には日本での凱旋公演も控えるが「今回で最後かもしれないし、そう思ってやってます。私の思いを全部、お届けするつもり」と気合十分。「(2008年の初参加から)10年くらい経っちゃいましたが、『いつまでも掴んだこの手を離したくない!』という思いはずっとあったし、『また次もやりたい』という気持ちだった」と本作、そしてブロードウェイへの強い思いを改めて口にした。
「なぜ20年もこの作品が続けられるのか? 肌と心で感じてもらいたい。それだけです」と幕開けを待ちわびる観客にメッセージを送った。
7月のブロードウェイ公演に続き、「シカゴ」20周年記念ジャパン・ツアーは8月2日(水)より東急シアターオーブにて開幕する。
《シネマカフェ編集部》
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