松山ケンイチ、『怪盗グルー』でハリウッド映画吹替初挑戦!史上最強の敵役に
『ミニオンズ』に続き『SING/シング』も興収50億円を突破した、ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈る最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』。グルーの声を笑福亭鶴瓶、その娘・アグネスの声を芦田愛菜
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本作では、晴れて結婚したグルーとルーシーの前に、人類を脅かす新たな悪党バルタザール・ブラットが立ちはだかる。過去の栄光にすがって80年代のファッションに身を包む元子役スターは、グルーを窮地に追い込む。さまざまなガジェットを駆使して犯罪を繰り返す、彼の真の狙いとは?
また、グルーも知らなかった、新たな家族が判明。なんとグルーには、ドルーという生き別れになっていた双子の兄弟がいた! フサフサの金髪、魅力的な笑顔、父親から養豚場と莫大な財産を相続したお金持ち…どこをとってもグルーの正反対。そんな非の打ちどころのない彼の夢は、父の志を継ぎ、天下の大悪党になることだった…。
そしてミニオンたちはというと、悪の世界からは足を洗ったと告げるグルーと決別し、生きがいを求めて新たな最強最悪のボス探しの旅を始めるが、ある出来事をきっかけにとんでもないことに!? 果たして、ミニオンたちの運命は…?
グルーの声を笑福亭鶴瓶、その娘・アグネスの声を芦田愛菜、そして『怪盗グルーのミニオン危機一発』でもルーシーの声を務めた中島美嘉が、引き続き日本語吹き替えキャストを務める本作。松山さんが演じるブラットは、80年代のTVシリーズ「EVIL BRATT」で世界征服を企む子ども悪党を演じていた元天才子役。思春期を迎え、番組が打ち切りになってしまったことをきっかけにハリウッドから忘れられてしまうが、その後、復讐を決意。過去にしがみつき、いまでも80年代ファッション&ヘアスタイルで破壊的な武器「キーター(ギター+キーボード)」と「ルービックキューブ」などの武器で、史上最強の敵としてグルーの前に立ちはだかる!
松山さんをキャスティングした理由として、本作の配給会社、東宝東和は「松山ケンイチさんは、幅広いさまざまな役柄をこなし、毎作品で違った顔を見せてくれる素晴らしい方です。子ども時代から大人まで、さらには変装して全くの別人にもなるバルタザール・ブラットという難しいキャラクターを演じ分けできるのは、松山ケンイチさんしかいないと思い、オファーしました」と、そのカメレオン俳優ぶりが決めてとなったことをコメント。
劇中では、大人になったブラットだけでなく、人気子役スターだった子ども時代、思春期、さらにはブラットが変装した小太りのポンプーなど、幅広いキャラクターを演じ分けることになるという。併せて公開された日本語吹き替え版の予告映像でも、マイケル・ジャクソンの「BAD」など80年代の音楽に合わせ、軽快なステップでダイヤモンドを奪おうとするブラットをノリノリで務めていることが分かる。
松山さんは、「(クリント・イーストウッドやルパン三世の声を務めてきた)山田康雄さんが吹き替えも俳優業の1つとおっしゃっている意味を痛感しながらも楽しんでやっています。楽しみにしていただきたいです」と、気合い十分のコメント。『聖の青春』(’16)で20kgも体重を増やして役作りをし、日本アカデミー賞優秀主演男優賞にも選ばれた松山さん。本作でさらなる新境地を目にすることができそうだ。
『怪盗グルーのミニオン大脱走』は7月21日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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