イザベル・ユペール「日本の観客に必ず響く」 映画『アスファルト』コメント映像公開
6月22~25日に開催される「フランス映画祭2017」に合わせ、来日が予定されているフランス映画界の至宝イザベル・ユペール。その出演作『アスファルト』の
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舞台は、エレベーターの壊れた郊外のおんぼろ団地。かつての輝きを取り戻そうと奮闘する女優とそれを見守る鍵っ子高校生、意外なきっかけで恋に落ちる夜勤の看護師と車椅子に乗った“自称”カメラマン、なぜかその団地に不時着したNASAの宇宙飛行士と英語が通じないマダム。不器用だが、愛すべき6人の男女に突然舞い降りた思いがけない奇跡の出逢い。何の変哲もない灰色がかったモノトーンの箱から、1人1人の人生が色鮮やかにあふれ出す――。
本作は、不器用だが愛すべき6人の男女の孤独な日常にふと訪れた、奇跡の出逢いを描いた心温まる珠玉作。ユペールをはじめ、『ゴースト・イン・ザ・シェル』にも出演していたマイケル・ピット、イタリア映画に欠かせない存在であるヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、フランスの新星イケメン、ジュール・ベンシェトリら豪華キャストが集結したことでも話題となった。
そんな本作から今回公開されたのは、DVDの特典映像として収録されたユペールのインタビュー映像の一部。作が日本に紹介されたことは「すでに万国共通の普遍性を持っている証拠」と語っており、本作の持つ詩情は「感性豊かな日本の観客に必ず響くと思うわ」と、日本での反応にも期待を寄せている。
昨年、自身で団長を務めた「フランス映画祭」では本作『アスファルト』と『愛と死の谷』の2作が上映され、今年は『未来よ こんにちは』が日本公開、さらにオスカーに初ノミネートされた『エル ELLE』を引っさげ再び来日を果たすユペール。第一線で活躍を続ける彼女の日本への思いに注目してみて。
『アスファルト』 DVDは発売&レンタル中。
《シネマカフェ編集部》
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