元「SKE48」桑原みずき、芸能人の地位向上に訴え「連絡が取れず逃げられたこともあった」
芸能人の権利を守る「日本エンターテイナーライツ協会」発足の記者会見が6月9日(金)、都内にて行われた。協会に賛同していると出席した元「SKE48」の桑原みずきは、…
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「日本エンターテイナーライツ協会」は3本の活動内容を掲げている。ひとつ目には「芸能人らの権利を守る」こと、ふたつ目は「芸能人らのセカンドキャリア形成を支援する」こと、3つ目は「芸能人らの地位を向上させる」こと。その背景には、「個」(芸能人)が「組織」(事務所、マスコミ)と向き合うことを支援し、悪徳事務所を減らし、芸能人の私生活を守り、芸能界を健全化することがある。
現在、俳優として活動している今野悠夫は、これまでたくさんの困った声を聞いたと話す。「第一にセクシャルな問題。キャスティングで体の関係を強要して、『僕と寝ると芝居がうまくなる』とか。第二に金銭的なもの。劇場公開作品のメインキャストにも関わらずギャラ、交通費なしということがあります」と、驚きの内部事情を告発。さらに、今野さん自身が関わったという事例を第三の被害とし、「暴力的な背景。些細な意見の食い違いで『お前を殺すぞ』と1週間殺害予告がありました」と、芸能人の地位の向上について訴えた。
佐藤大和弁護士は、「事務所側と対立構造を取りたいのではなく、芸能人側の社会人としての経験・知識を支援して、セカンドキャリアを支援したい」とその旨を説明するも、記者陣からは、「とはいえ、対立にも思える姿勢と事務所側に取られるのは怖くないのか?」という質問が飛んだ。すると、桑原さんは、「にらんできますかね? 正しく生きている人は賛同してくれると思うので、私は全然怖くないです」と堂々と発言していた。
すでに芸能人からの問い合わせが数十件きているとのこと。現在、8月に第1回の勉強会を企画しているほか、今後もセミナーや勉強会を継続的に実施していく予定だ。
そのほか、記者会見には弁護士の望月宣武、向原栄大朗、安井飛鳥、河西邦剛、音楽家のしほりが出席した。
《シネマカフェ編集部》
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