篠田麻里子、”裏の顔”持つ美人妻役で大胆演技!『ビジランテ』
『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』が大ヒット中の鬼才・入江悠監督がオリジナル脚本でメガホンをとり、大森南朋×鈴木浩介×桐谷健太がトリプル主演を務める
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高校時代に失踪した長男・一郎(大森南朋)。市議会議員の次男・二郎(鈴木浩介)。デリヘル業雇われ店長の三男・三郎(桐谷健太)。別々の道、世界を生きてきた三兄弟。父親の死をきっかけに、一郎が30年振りに突然帰ってきたことで、彼らの運命は再び交錯する――。
父親の死をきっかけに三兄弟が再会し、欲望、野心、プライドがぶつかり合っていく本作。トリプル主演となるアウトロー三兄弟を演じるのは、北野武監督『アウトレイジ 最終章』やテレビ東京・土曜ドラマ24「居酒屋ふじ」にて本人役で民放ドラマ初主演を務めるなど、実力派俳優として唯一無二の存在感を放ち続ける大森さん。そして、ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズの演技が好評を博し、シリアスな役からコミカルな役まで幅広く演じるカメレオン俳優・鈴木さん。そして、昨年6本の話題作に出演、今年も「ピース」又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化する『火花』で菅田将暉とW主演を務めるなど、躍進が止まらない桐谷さん。
この豪華キャストに加わる篠田さんが演じるのは、鈴木さん演じる市議会議員・二郎の妻・新藤美希役。表向きは夫を支える良妻賢母だが、その裏では自身の美貌で思うように男たちを翻弄し、夫を子どものように操ることで権力と財産を得ようとする危険な美人妻。篠田さんは、この役を大胆演技で演じ切っており、篠田麻里子史上、未だかつて見たことがない妖艶さを見せるという。
入江組に初参戦した篠田さんは「台本を読ませていただいたとき、とても強い衝撃を受け、入江監督の世界観に引き込まれてしまいました。私にとっても新しい挑戦をさせて頂いた映画になります」とコメント。また、そんな篠田さんに関して入江監督からは、「篠田麻里子さんの役は、生き馬の目を抜く地方都市の政治性のなかを、ありとあらゆる手練手管を使ってサバイブする女性です。真冬の私の地元で、強く繊細に演じていただきました。執拗な演出にも粘り強く食いつき、じっと耐えるような姿が印象的でした。まったく新しい篠田麻里子さんが本作で見られるはず」と、期待を煽るコメントを寄せている。
今回初公開となった場面写真では、地方都市の暗部に生きるアウトロー三兄弟のハードな生き様、物語を想像させる主演3人の姿や、まさに「ビジランテ」=「自警団」のような集団とともに、危険な美人妻を演じるかつてない表情の篠田さんも確認できる。
かつては、深作欣二監督作『狼と豚と人間』で高倉健、三國連太郎、北大路欣也という三大スターが演じた三兄弟を彷彿とさせるような、男たちのノワール映画。現在、本作のクラウドファンディングがスタートしており、入江監督“原点回帰”のオリジナル企画として応援が広がっている。
『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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