アンセル・エルゴート、『ベイビー・ドライバー』出演に「本当に夢が叶った」LAプレミア
『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』など、エッジの効いたコメディセンスとヴィジュアル・テクニック
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天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー、通称「ベイビー」(アンセル・エルゴート)。彼の最高のテクニックを発揮するための小道具、それは完璧なプレイリストが揃っているiPod。子どものころの事故の後遺症で耳鳴りが激しい彼だが、音楽にノって外界から完璧に遮断されると耳鳴りは消え、イカれたドライバーへと変貌する。ある日、運命の女の子デボラ(リリー・ジェームズ)と出会ってしまった彼は犯罪現場から足を洗うことを決意。しかし、彼の才能を惜しむ組織のボス(ケヴィン・スペイシー)にデボラの存在を嗅ぎ付けられ、無謀な強盗に手を貸すことになり、彼の人生は脅かされ始める――。
3月に開催されたサウス・バイ・サウス・ウェスト映画祭でお披露目され、大絶賛の観客賞を受賞し、映画評価サイトのロッテン・トマトでも、100%フレッシュを獲得した本作は、全編に流れる楽曲に合わせた台詞やドライビングシーンの作品構成で、カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』とも評されている。主人公ベイビーには、『きっと、星のせいじゃない。』『ダイバージェント』のアンセル・エルゴート、ヒロインには『シンデレラ』のリリー・ジェームズ。またジェイミー・フォックス、ジョン・ハム、エイザ・ゴンザレス、ケヴィン・スペイシーら豪華俳優陣の共演も話題だ。
そんな本作のプレミア上映が、現地時間6月14日、ロサンゼルスのAce Hotelにて行われ、ライト監督、主人公演じたアンセル、ヒロインのリリーら、豪華キャストが出席。アンセルは、グレーのタートルネックにスーツを合わせたクールなスタイル、リリーはバックにスリットのはいったストラップレスのネイビーの花柄ドレスで登場。レッドカーペットには、世界各国から集まった取材陣と数百人のファンが待ち構え、熱気と興奮に包まれていた。さらに会場には、本作に出演もしているロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーやスカイ・フェレイラ、R&Bシンガーとして活躍するルーク・ジェイムスらも駆け付け会場を沸かせていた。
作品についてライト監督は、「この映画の始まりは、オープニングでも使われているジョン・スペンサーの曲なんだ。何度も何度も聴いて、カーチェイスにぴったりな曲だなとずっと思っていた。どんな映画にするかなんて、想像もしていない頃だよ。10年以上構想を温めてきたから、いまこうして僕の頭の中だけじゃなく、作品として形になったことが信じられないし、嬉しいよ!」と喜びを語る。
またアンセルは「この映画の話がきたときは、ワオ! という感じだった。夢に見ていたかって? イエスさ! (実際に)考えていたかって? ノーだよ。とにかくクレイジーなんだ」と興奮が抑えられない様子。さらに「ポスターを見るたびに、自分の名前がトップにあるから、信じられないよ。本当に夢が叶ったんだ。これだけの素晴らしいキャストで、映画も最高だなんて。間違いなく、自分が出演した中でもお気に入りの映画だよ!」と熱く語る場面も。そして、プレミア上映後にはアフターパーティーも行われ、ダンスを楽しむなど、終始和やかな雰囲気の中幕を閉じた。
『ベイビー・ドライバー』は8月19日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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