「この物語は“美女と野獣”なの」『フィフティ・シェイズ・ダーカー』原作者が明かす
原作は世界累計発行部数1億部超えのベストセラー、その実写化として全世界興収5億7千万ドル以上の大ヒットとなった『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー』。このほど、原作者の
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アナへの特別な愛情に気づいたグレイが、特殊なルールを設けず純粋にアナを愛することを約束し、復縁に至る本作。しかし、予期せぬ危機が2人に襲いかかり、またもやアナは、第1章で感じたような不安に駆られていく。今回到着したのは、歪んだ愛し方しか知らなかった“野獣”が“美女”に純愛を誓う…そんなグレイとアナの愛の姿が垣間見える本編映像だ。
「私は怖いの。あなたがいままで手に入れてきたものを、私は絶対にあなたにあげられない」と明かすアナ。グレイは「あんなマネは二度としないと誓った。僕にとって君はかけがえのない存在だ」と優しい眼差しで応じる。そして、気持ちが動転しているアナの手を取ると、自身の胸元に押し当て「これが僕だ。僕の全て」とアナの心を落ち着かせるように語りかける――。
歪んだ愛し方しか知らなかった前作から打って変わり、アナへ心の底からの純愛を誓うグレイと、グレイの歪んだ心に怯えながらも歩み寄ろうとするアナの、過去を乗り越え、真の愛を求める姿をエモーショナルに描いたロマンティックな映像となっている。
原作者のジェイムズは、そんな本作について「私にとってはこの物語は典型的な“美女と野獣”なの。見どころは美女が野獣に立ち向かうところ。彼女は優しくて、思いやりがある。彼を癒やすのよ。愛は全てを癒やすの」と語り、アナとグレイが純粋な愛で結ばれたことにより、ドラマティックに展開する物語を例える。
また、アナを演じたダコタも「ストーリーのなかで人格が完成された彼女は、もうグレイの言いなりにはならない。その上で、彼は彼女のところに戻ってきた。相思相愛の2人は、相違点の折り合いをつける道を探し出さなくてはならない。私たちは、2人の魅惑的な旅路のようなものを目にすることになるのよ」と、アナが1人の女性としてグレイに向き合ったことにより、さらに深化していく2人の愛の関係について語っている。
そんなドラマティックな赤い糸で結ばれつつある2人を演じたダコタとジェイミーの間にも共演者としての堅い絆が結ばれたようで、ジェイミーは「ダコタの素晴らしいところは、彼女だけが僕がどんな気持ちなのかわかっているし、僕も彼女の気持ちがわかる。物事が上手くいかない日もあるので、ある意味、お互いを必要としてた」と明かす。「僕らは求められるものが多かったし、特に彼女は肉体的に要求されているものが多かった。僕より着るものも少なかったけど、それは2作目で変わってきたかな。でも最初から一緒にいて、自分のことを理解してくれる人が必要なんだ」と、彼女の存在は身体を張った過激なシーンを演じることの多い本シリーズの撮影で支えとなったことに触れた。
役柄だけでなく、共演者としても深く心がつながった2人によって描き出されるドラマティックな第2章も目が離せない。
『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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