村上虹郎、『ニドナツ』で上海国際映画祭に!今後共演したいのは「グザヴィエ・ドラン」
赤城大空のライトノベルを原作に、村上虹郎主演、ヒロイン役にガールズロックバンド「たんこぶちん」のVo&Gt.吉田円佳(MADOKA)を迎え映画化する『二度めの夏、二度と会えない君』
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篠原智(村上虹郎)は、もう2か月も塞ぎ込んでいた。突然現れてどうしようもなく惹かれてしまった森山燐(吉田円佳)が死んだのだ。死の直前、思いを抑えきれず「好きだ」と智が告げた時、燐が見せた苦しそうな表情が頭から離れない。幼なじみで生徒会長の菅野瑛子(加藤玲奈)の説得も全く耳に入らず、ふらふらと歩いていると、気付けば燐との思い出の場所に来ていた。そこで起こったのが“タイムリープ”。半年前の夏、燐と出会った夏に戻ってきてしまっていた。
燐は「バンドやろう!」と、記憶の中と同じく積極的に智を誘ってくる。戸惑う智だったが、前と変わらぬ燐のパワーと一緒に演奏できる嬉しさに抗えず、ドラムの花京院姫子(金城茉奈)、ベースの石田六郎(山田裕貴)を巻き込み、バンド活動を始める。バンド禁止の学校で、遂には会長を味方につけるほどの活躍を見せるが、刻々とあの瞬間が近付いていた…。智がやるべきことは決まっていた。2度めの夏に、大好きな燐が最期まで笑顔でいるために――。
この日、SFCプレミア上影影城(上海市)にて上映が行われた後、約600人の満席状態の会場に登場した村上さんは、中国語で「こんにちは、村上虹郎です。今日は『ニドナツ』を見ていただき、ありがとうございます」と挨拶。そして、中国人観客からは日本語で「格好良いです」と声援が集まっていた。
上映中、あるシーンでは劇場ロビーの外からでも聞こえるほどの笑い声があがっていたことから、村上さんは「作品自体は切ない物語なのですが、山田裕貴くん演じる石田六郎のシーンはほっこりします。僕が思っていた以上にその反応がありました。そしていま、見終わったばかりの皆さんの表情がキラキラと輝いていて、すごく嬉しいです」とコメント。また、今後、共演したい俳優について聞かれると、『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した“若き美しき天才、グザヴィエ・ドランと答え、「俳優でもあり監督でもあり、僕は彼の作品が大好きなので」と言うと、すかさず「女優では?」と質問が重ねられ、「そう聞かれると恥ずかしいですね(笑)本作のようなラブストーリーもそうですが、共演させていただいたその相手役の方を愛したいと思います」と話すと、場内からは一斉に拍手が沸き起こっていた。
そして、「また中国に来てくれますか?」という質問には、「もちろんです。今回は1泊だけで、2日間とも雨の日でした。僕の名前には“虹”が入っていて、雨が降らないと虹ができないので、雨が降ったのかな(笑)。次は晴れた日に来たいです」と言い、会場を笑わせていた。
また、イベントの最後に行ったフォトセッションで村上さんは、「一緒に撮ろう」と呼びかけると、ファンがステージに殺到! 作品、そして俳優・村上虹郎への注目の高さが感じられるイベントとなっていた。
『二度めの夏、二度と会えない君』は9月1日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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