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【インタビュー】師の教えを胸に…『カーズ』を通して伝えたい「人生に何が重要かを発見すること」

「人生において常にチャレンジや試練がある」と語るのは数々のディズニー/ピクサー作品に携わってきたブライアン・フィー。彼の監督デビュー作となった…

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ケヴィン・レハー&ブライアン・フィー監督/『カーズ/クロスロード』in ピクサースタジオ
ケヴィン・レハー&ブライアン・フィー監督/『カーズ/クロスロード』in ピクサースタジオ 全 16 枚
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先日、来日していたフィー監督。実は東京を舞台にしたレースが登場する『カーズ2』のときに日本に滞在したことがあるという。「光栄なことに、日本の北部を回ることが出来たんだ。東京から始めて、北に行って、札幌に行った。毎日、僕はいろんな町に行って話をした。あるときは、小学校の子どもたちと遊んだりした。そしてあるときは、美術学校の生徒とトークをしたりした。そして毎晩、僕たちは最高に素晴らしい食事をしたよ」。

そんなフィー監督は日本のアニメーションについても関心があるようで、中でも宮崎駿監督が手掛けるスタジオジブリの『となりのトトロ』は「完全にマジカル」だそう。「『となりのトトロ』は、僕が史上最も好きなアニメーション映画かもしれない。すべての宮崎さんの映画にすごく雰囲気があるんだ。空気の匂いがするし、女の子が新しい家に引っ越しすることに完全に夢中になる。そして、田舎やフィーリング、アートワークなどすべてのことに惹きつけられる。アニメーションやすべてが本当に美しい。それからミステリアスになる。そして、スピリットが現れ始めるんだ。完全に惹きつけられるね」と語る隣でレハー氏も深く頷いていた。

ケヴィン・レハー&ブライアン・フィー監督/『カーズ/クロスロード』in ピクサースタジオ
最後に気になるのは、ディズニー/ピクサーのファンなら恒例の楽しみとなっている“隠れキャラ”。今回も隠れてる…? 「僕たちが知っている以上にあるよ!」と語るのはレハー氏。「A-113。ジョン・ラセターとブラッド・バード、ヘンリー・セレック、ティム・バートンが、カルアーツにいたときに仕事をした教室の番号だ。そして、スターリングのオフィスの番号がA-113なんだ」。続けて「ピクサー・プラネットのトラック」(フィー監督)「魚雷(の形をしたもの)は、8字形のデモリッション・ダービーに出てくるよ」(レハー氏)。さらにフィー監督は「ピクサー・ボールは、いつも僕たちの映画に出てくる。僕たちは、それをとてもうまく隠そうとした。みなさんに探してもらおう」とニヤリ。また、2018年3月16日(金)に日本公開が決定しているディズニー/ピクサーの次回作『リメンバー・ミー』のキャラクターもいるという。「いくつか『リメンバー・ミー』の隠れキャラクターがあるよ。1つ以上ある。次回作『リメンバー・ミー』にちょっと会釈をするんだ。僕たちはいつも次回作のものを出すということをやっているよ」。

『カーズ/クロスロード』(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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《シネマカフェ編集部》

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