※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ハリウッドで続々企画進行中!「AKIRA」「アトム」“日本アニメ・漫画”実写化をチェック

15日から公開の『パワーレンジャー』はご存知の通り、日本の特撮シリーズ“スーパー戦隊”をアメリカで映画化したもの。こうした日米ハイブリッドの作品、日本の漫画・アニメの実写映画化は4月に公開された『ゴースト・イン・ザ・シェル』を始め…

最新ニュース ゴシップ
注目記事
マシ・オカ&アダム・ウィンガード&ジェームズ・キャメロン&レオナルド・ディカプリオ-(C)Getty Images
マシ・オカ&アダム・ウィンガード&ジェームズ・キャメロン&レオナルド・ディカプリオ-(C)Getty Images 全 15 枚
拡大写真
15日から公開の『パワーレンジャー』はご存知の通り、日本の特撮シリーズ“スーパー戦隊”をアメリカで映画化したもの。こうした日米ハイブリッドの作品、日本の漫画・アニメの実写映画化は4月に公開された『ゴースト・イン・ザ・シェル』を始め、現在ハリウッドで次々に企画されている。

■原作・大場つぐみ&作画・小畑健による日本の少年漫画「DEATH NOTE」


まずは8月25日(金)からNetflixで配信予定の『デスノート』。アメリカを舞台にした本作では、『マイ・インターン』『きっと、星のせいじゃない』に出演していた23歳のナット・ウルフが夜神月にあたる主人公、ライト・ターナーを演じ、リュークの声をウィレム・デフォーが担当。マシ・オカがプロデューサーに名を連ね、出演もしている。アダム・ウィンガード監督は1982年生まれ。日本のアニメを見て育った彼は、レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが展開する“モンスターバース”の集大成『Godzilla vs. Kong』(原題)の監督にも抜擢された。

■日本を代表する特撮怪獣「ゴジラ」VS アメリカが生んだ特撮怪獣「キングコング」


『Godzilla vs. Kong』(原題)は、3月から脚本準備が始まり、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのテリー・ロッシオ、『スター・トレック BEYOND』のパトリック・マッケイとJ・D・ペイン、『メイズ・ランナー』シリーズのT・S・ノーリンなどが参加、共同で執筆にあたる。3月に日本公開された『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年予定のハリウッド版ゴジラ『GODZILLA: King of the Monsters』(原題)を踏まえた内容になるという。映画の公開は2020年5月22日(現地時間)を予定している。

■木城ゆきと原作のSF格闘漫画「銃夢」


ジェームズ・キャメロンは木城ゆきと原作の漫画「銃夢」の映画化をプロデュース。ロバート・ロドリゲス監督がメガホンを取る本作の撮影は今年2月にクランクアップし、現在ポストプロダクション中。26世紀のディストピアと化したアメリカを舞台に、記憶喪失のサイボーグ少女が戦闘能力を武器に賞金稼ぎとして活動するストーリー。ヒロインの名前は原作の“ガリィ”から“アリタ”に変わったが、演じるのは『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』のローサ・サラザール。同シリーズ第3作にも出演し、アクションも得意な彼女の活躍に期待が高まる。ロドリゲス監督の『ベイビー・ドライバー』(8月19日(日)公開)で注目を集めるエイザ・ゴンザレス、ミシェル・ロドリゲス、『デッドプール』でエイジャックスを演じたエド・スクラインも出演し、クリストフ・ヴァルツがイド博士、ジェニファー・コネリーが悪役を演じるなど、豪華なキャストが揃うが、なんといっても注目は今年『ムーンライト』でアカデミー助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリの出演。悪役のヴェクターのほか、2役を演じるという。全米公開は2018年7月20日予定。

■劇場アニメもヒット!大友克洋による大人気漫画「AKIRA」


長年うわさになりながら、なかなか進展がなかった「AKIRA」はレオナルド・ディカプリオがプロデューサーに名を連ね、現在脚本執筆が進められている。2002年からワーナーで企画がスタート、2011年に一度は脚本が完成し、プリプロダクションに入ったが2012年に中断。現在新たに脚本執筆が進められている。一時はクリストファー・ノーランやジョージ・ミラー、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンなど様々な監督の名前が候補に挙げられたが、現在交渉中なのが低予算ホラー『Get Out』(原題)でスマッシュヒットを放ったジョーダン・ピール監督。コメディアンでもある監督は相棒のキーガン・マイケル・キーと『キアヌ』に主演している。

■“漫画の神”と称される巨匠・手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」


そして、日本人にとって国民的キャラクターである「鉄腕アトム」も『Astro Boy』の英名で映画化の企画が昨年から始動。日本の手塚プロダクションも製作に参加するという。『カリフォルニア・ダウン』の脚本家コンビ、アンドレ・ファブリツィオとジェレミー・パスモアが執筆中だ。

撮影がまだ始まっていない企画については、実現したら、どのように実写化されるのか、日系あるいは日本人の俳優起用はあるのか。いずれの作品にも期待が高まる。

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

+ 続きを読む

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]