イノダコーヒは、京都市を中心に全国展開をしているコーヒーチェーン店です。そのイノダコーヒが清水寺の近くに支店を構える「イノダコーヒ 清水支店」は、周辺の景観と融合した純和風の店舗。合掌造りの内観と日本庭園が美しいこのお店は観光客を中心とした大勢の人で賑わいます。
蔵造りの京町家と日本庭園が美しいコーヒー店
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「イノダコーヒ 清水支店」は、合掌造りの民家をコーヒー店としています。お店の中に入ると大きな窓に目を奪われます。その窓から望めるのは、庭師として有名な「植治」の小川治兵衛氏が手掛けた美しく手入れされた日本庭園。庭園にもテラス席が設けられています。
店内は高い天井が開放的で、照明やインテリアもレトロな雰囲気を演出。他のイノダコーヒの支店とはまた違った空間です。
料亭だった茶室を維持し、後世へ残す目的で誕生
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「イノダコーヒ 清水支店」の店舗がある敷地は、元々料亭や茶室として使用されていました。料亭や茶室が使われなくなった時、素晴らしい和風庭園や茶室を維持し、後世に残していくために、京都で有名な店舗が集まり2000年に「青龍苑」として再生。イノダコーヒの他には京都で有名な漬物店や八つ橋店などが軒を連ねています。
清水寺に近いという理由から、訪れるのは観光客が中心です。観光シーズン以外は修学旅行生も訪れます。
ボリューム満点の「京の朝食」は必ず食べたい
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「イノダコーヒ 清水店」でおすすめの料理が、朝限定の「京の朝食」です。
その内容は、サラダにスクランブルエッグ、オリジナルのボンレスハムにクロワッサン、飲み物はオレンジジュースとコーヒーがついてボリューム満点。スクランブルエッグはふわふわな食感で、ハムは歯ごたえがあります。クロワッサンは生地にバターがたっぷりと練り込まれ、コーヒーとの相性抜群。早起きしても食べる価値のある朝食です。
朝食の中にもあるハムは伝統を守ったこだわりのハム
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「京の朝食」にもあり、サンドイッチなどにも使用されているハムは、神奈川県茅ケ崎市にある「ハム工房ジロー」から取り寄せています。
1925年創業以来、保存料や化学調味料を使用せず、ドイツで伝統的に作られている手作りハムの製法を守ったハムは、食べてみると豚肉の旨味が感じられます。「京の朝食」ではこだわりのハムの味にも注目してみてください。
京都の最新情報を提供できる店舗を目指す
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観光客が多く訪れる店舗の特徴を活かし、「イノダコーヒ 清水支店」では、今後京都の最新情報をどこよりも早く入手し発信できる店舗を目指します。
本店、支店を通じお客さんの心に残る接客やメニューを提供することを心がけていて、京都旅行に訪れた人がリピートしてくれるような、ファーストフード店とは一線を画す空間づくりを目指しています。
イノダコーヒ清水支店へは、京都市の市バスの利用が便利です。清水道で下車後、清水坂、産寧坂を進むこと約10分で到着。観光帰りや、観光前に訪れるのにぴったりな、優雅でくつろげる空間が広がるコーヒー店です。
スポット情報
- スポット名
- イノダコーヒ 清水支店
- 住所
- 京都府京都市東山区清水3-334
- 電話番号
- 075-532-5700