『ブレードランナー 2049』“真実”を知る覚悟はあるか!? 日本版ポスター完成
リドリー・スコットが製作総指揮を務め、『メッセージ』でアカデミー賞監督賞にノミネートされた鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンをとる『ブレードランナー 2049』。このほど、ライアン・ゴズリングやハリソン・フォードら
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このたび、お披露目された日本版ポスターは、新たな“ブレードランナー”K役のライアンと、かつての“ブレードランナー”デッカードのハリソンが背中を合わせて並ぶ、インパクト抜群なビジュアル。科学者ウォレス役のジャレッド・レトに、アナ・デ・アルマス演じる謎の美女の姿も! また、中央に書かれた「知る覚悟はあるか――。」という意味深な言葉も目を引く。
前作『ブレードランナー』(’82)では、人類への反乱を目論み、社会に紛れ込んでいる違法なレプリカントを処分する役目の捜査官=“ブレードランナー”であるデッカードをハリソンが演じ、斬新でありながらどこか現実的な世界観はSFの金字塔となった。そして、公開から30年以上経ったいまもなお、ファンの間で物議をかもしているのが、恋人である女性レプリカント(人造人間)と共に姿を消したデッカードの行方や、彼の正体などの謎、人間と見分けのつかない存在である“レプリカントの是非をめぐる”論争だ。長年、決着がつかなかったさまざまな“謎”があるだけに、重大な“真実”が明かされることを示すポスターには期待値は高まるばかり。
本作の舞台となるのは、“2019年”を描いた前作から30年後、“2049 年”の世界。空白の30年間、つまりデッカードが姿を消した後の世界では、レプリカントは制約のない寿命を持つように改良されていた。
しかし2022年、アメリカ西海岸で原因不明の大規模停電が発生し、財政や市場は世界的に停止、食物の供給は切迫。世論はそれを“レプリカントが原因”と非難したことで、社会ではレプリカントの製造を禁止する法令が出されてしまう。その世界的危機を救ったのが、ポスターでもひと際険悪な表情を見せている理想主義的な科学者ウォレス(ジャレッド)。彼は2025年、遺伝子組み換え食物を開発し、世界的な食糧危機を終焉させた。さらにウォレスは、以前レプリカントを製造していたタイレル社の負債を買い取り、2036年の“レプリカント禁止法”の廃止と共に、新型レプリカントの製造を始める。
ロサンゼルス市警の“ブレードランナー”K(ライアン)は、違法レプリカント“処分”の任務にあたる最中、レプリカント開発に力を注ぐウォレスの“巨大な陰謀”を知る。その陰謀を暴く重要な鍵を握るのが、30年間行方不明だったブレードランナー“デッカード”なのだった――。
彼が命をかけて守り続けてきた“秘密”とはいったい何なのか? デッカードがこつ然と姿を消してから30年、我々は“封印された真実”を目の当たりにすることになる。
『ブレードランナー 2049』は10月27日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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